こんなメンバーで学んでいます

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クリスマス会での集合写真

2011年5月2日月曜日

15周年記念発表会にお越しいただいたお客様へのごあいさつ

本日は越智パーティ15周年記念発表会にお越しいただき有難うございました。

大震災のあと、ここにこうして人と一緒にいられること、それだけのことがいかに幸せか、私とともにいてくださる一人ひとりに感謝したいとあらためて感じています。
自分は英語の先生にはむかないとずっと思っていました。私のなかでは英会話の先生は、帰国子女で自分の流暢な英語のおすそ分けを子供達にしているというイメージがあったからです。
 大好きな絵本やさんを通してラボと出あい、そこで子供の言語習得について、先輩から、仲間から、そして子供達本人から学ぶうちに15年がたちました。
 今では18歳になった娘に、「ママはこの仕事、天職と思う。」といわれます。
そこまで自信は持てませんが、ラボに出会っていない自分は、どんな子育てをして、どんな風に社会と関わる現在を迎えていたんだろうと思うとこわい気がします。
 先日、義妹とドイツ人男性との結婚式があり、その席でドイツ語しか話さないというご両親にお会いしました。他の親戚は、ことばがわからないから関わることができないという反応でした。ラボではことばと同時にこころで交流することの大事さを教わっています。
私は前日に日本にきたばかりで、大切な息子を日本で暮らさせることになるご両親の気持ちを考えたら、日本もいいところだとなんとか安心してもらいたいと必死で、気づいたら話しかけていました。第二外国語でならった1~10までのドイツ語の数のかぞえ方をきっかけに、あとは英単語でコミュニケーションをとっていました。
 一緒にごちそうを食べ、「美味しい」というドイツ語も教わるうち、帰りには、彼等がニコニコと「Big Family」と、私達をぐるりとさして嬉しそうに言ってくれました。
 子供達にも、これからもっともっとこんな体験をしてもらいたいと思います。
また、ラボの保護者の皆様にも、私がテューター仲間と関わることでしてきた新鮮な体験、新たな自分との出会いを体験していただきたいというあらたな構想を持ち始めています。
 この夏のラボキャンプのテーマ、ももたろうからも、また何か学びがあるとわくわくしています。これからも、越智パーティのラボっ子をふくめ、まだまだご迷惑もおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
                                  

 

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