こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2013年3月26日火曜日

ペルシャ料理を食べに行くのではなく、作ってもらえることに。

ペルシャのお話をするので、食べに行ってみないとねと盛り上がったのもつかのま、忙しい人が多くなかなか出かける機会がありませんでした。

でも、お母さんたちにご協力をいただいて作っていただけることになり、
調理中からいい香りが室内にただよいはじめ、ペルシャ模様のTシャツを作りながらも、
みんな「いいにおい!おなかすいた」といっていました。

ペルシャ風うずら豆のピラフ
このレシピは大学生のMが探してきましたがとてもおいしかったです。きょうは、ひよこ豆で作ってもらいました。


ひよこ豆のピラフ
 
 
Tシャツは、こんな感じにできました。みんなでこんな風に、工作をしたり、ごはんを食べたり。
春休みの一日をとても暖かく楽しい気持ちで過ごせたと思います。
それにしても、きょうでY介はラボ卒業。最後のラボパーティでした。中高大生だけになってから、みんなでひとことずつメッセージや決意を優介の前で語りました。
 
 

2013年3月20日水曜日

桜の見守る中、おきた三つのいい出来事

きょうは、ハウランド。朝8時45分の集合時間に、高校2年のKがいない。
もしや遅刻か?と思い、電話するも電波が届かず。

「さきにいくね。」とメールしたまま、現地につくとなんと、そこで活躍するKの姿が。
心の中で謝りました。ごめんね~。
それにしても、遅刻かと心配される子が、なんと私たちより速くいって活躍しているとはうれしい誤解。

参宮橋について、もう自分たちは大きい子扱いされているという感覚を持たせたいと思い、
お昼もコンビニで買うことにしてあった。
買い物をして出てきた小6のAが、大粒の飴を二つ買ってあって一つを、「はい、これY介に」といって手渡していた。
Y介も私も、大きい子たちも感動しました。
昨年一年間、引率をしてくれ、今日を最後に社会に出るY介への感謝の気持ちを、小6なりにあらわしたのが、この大粒の飴だったのでしょう。特別な言葉もなにもなく、さりげなく一粒手渡された飴に、じーんとした私たちでした。


そして、極め付け。
きょうは4月の発表会の実行委員会。まず最初に実行委員長を決める必要があった。
でも、誰も、だーれも立候補しない。
その沈黙を破ったのは、わがパーティの高1H。確かにここのところ、アリババではモージアナ役をやることにしたり、「やる」という気持ちがあることはずいぶん伝わってきていました。
でも、まさかこの場面で実行委員長に立候補してくれるとは。
子どもの「がんばる。」「がんばりたい。」という気持ちほど尊いものはないと改めて思いました。

2013年3月15日金曜日

これで君もモージアナ!ペルシャの踊りと音楽を学ぼう

前回のお宝ざっくざく企画に続き第二弾。

企画のCが、パソコンを二台とデッキ、敷物を持ちこみ準備。
後で聞くと、お父さんにもずいぶんとやり方をレクチャーしてもらって
のぞんだらしい。
みんなに踊り方を説明。これを説明するために、どれだけ本人も練習したことだろうと思う教え方。

以前から、楽器の説明は合同練習のときにしていたので、今回はその音色を実際に聞かせる。


ラボの場合は、物語を五感で体験する。
聞きこんだ話を動いてみる。知らない言葉、ものはわかるようにする。
わからないシチュエーションは、みんなで解き明かす。

今回は、ペルシャの音楽を幼児から大学生まで体験してみた。
正直、大人の私の感性では、アリババと40人の盗賊の話のどこに、このペルシャらしさを子供たちがかぎとり、見えないはずのものを透かし、重ねみるようになるのかわからない。

きっと、モージアナが行きかう街角で、アリババの家の宴会で、みんなの目には見えるのでしょう。
多い子はすでに200回は聞いている英日の音声があるからこそ見えてくるものがある。
一回、物語を聞くのと、わけが違う。
まさか千一夜物語を、語り継いできた人も、何百年もあと、日本でこんな風に子供たちが聞きつなぐことになるとは思わなかったでしょう。

そして肝心の子供たちは・・・。
はじめは、ビデオを見ているときは、「え、これ、へん」などといっていたものの、
Cの真剣さにだんだんと引き込まれ、小さい子ほど熱心になっていきました。
今度のラボが楽しみ。
今までは、はじめの音楽でアッラーに祈っていただけだったけど、今度は、踊りもきっと
出始めることでしょう。

合間には、自然と大きい子の膝の中にすぽんとおさまって休憩する小さい子たちの姿がみられました。
ほんと、不思議。どうして兄弟でも親でもない人のひざの中に自然とすわってなごめるのでしょうね。不思議だけど素敵な、温かい関係だと思います。

おまけに、そういうすべてを、そしてその子たちの名前を、うちの留学生ロージーがよく理解していること。
企画が終わった後、「きょうは、○○ちゃんは相手の○○がいなくて、おとなしめだったよね。」などというと、「そうそう」と相槌をうってくれてました。
まさかロージーも日本にホームステイして、ペルシャの踊りを日本の子供たちとやることになるとは思っていなかったでしょう。

2013年3月8日金曜日

ナレーションウィーイク

大きい子達が考えたナレーションウィーク

シャドーイングは、一番、涙が出やすいところ。
自分の耳だけをたよりに、英語の音を聞き取る。
そこが苦しい。

どうしても一度聞いて、カタカタで書き取って、日本語のカタカナとして
頭に定着させようとする子も出てくる。

でもそれをやってしまっては、耳が育たない。
コツを教えるほうの大きい子達も、それぞれが聞き取りにさまざまなパターンで
苦労した記憶があり、それを時にアドバイスしながら
一緒に取り組んでくれる。

ほぼ全員に丁寧に取り組むことで、一人ひとりのヒアリングの課題も
見えました。

同時に2人行うので、真ん中の空き部屋を通りつつ、
両側をいったりきたりしながら、教わるほうの真剣さ、
丁寧に聞き取りにつきあう大きい子の暖かさにほっこりしていました。

2013年3月3日日曜日

英語教育に取り組む理由

何語であるかに関わらず、言葉を使って人と関わっていく能力が、たった一度きりの人生を豊かに幸せにすると実感しています。

また一人が好きな人でも、思考するには言語をつかいます。いかに考えるかで、はたから見れば全く同じ行動をとってる人でも、その内面は違ってくるのです。

鎖国をしていた時代等と比べ、また海外旅行などで外に出るようになった時代にくらべ、今は日本から一歩も出なくても、仕事やネットで世界の人と関わっていく時代がきていることを感じます。

地球上で、様々な文化、背景を持つ人を理解しようとする気持ちを幼い頃から自然と育むことが、よりその子どもの人生を豊かに幸せにしうる時代がやってきているように思います。
こんなブログの更新も、なんとスマホで外から出来るって、数年前にはなかったこと。新たな便利さを手にいれ、子育ても英語育ても、既成概念にしばられず柔らかいこころを持っていきたいものです。

ラボの47年の子どもの本当の幸せを願ってきた、国際交流実践をともない結果をだしてきたメソッドに、磨きをかけていよいよ全部の子どもに必要な時がきてるかも。

昨年、ある女性企業家の方とお話しするには機会があり、その時にラボの説明をしたら、
「それ、全員がやったほうがいいです。」といってもらい、勇気づいて、ここでも書いてみました。