こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2011年12月28日水曜日

Laboのお手伝い

マリーは、水曜日クラスの子たちと、ひとうちななつのお話をやってくれました。
アメリカの子どもの歌をマリー以上に知っているかもしれない自分に、驚きつつ、
マクドナルドおじさんの農場の歌を、みんなで歌いました。

小さい子が、ひよこのくちばしを作ってつっつきにくるのが楽しいとマリーがいってくれて
嬉しかったです。

この日は、娘はバスケ部の男友達の彼女のクリスマスプレゼントを選びにいくために、留守。
帰りのあまりの遅さに、こっちのほうが異文化を感じました・・・・。

受け入れることは、以前にも思いましたが、日本を、自分達を知ること。いい経験です。

2011年12月24日土曜日

クリスマスイブ

ホストシスターにとっては、イブは大切な日なのではないかと、きょうは子供達は友人を呼んでパーティ。

私はラボの発表会へ。
中学生二人が一緒に来て、自分たちの発表の動きの参考になった様子。
やはりテーマ活動は、見てこそ成長すると思う。

ティーンエージャーたちは、生クリームを二色使い分けて、美味しそうなケーキをしあげていました。
英語と日本語でも会話ができる、意味が通じるというふしぎな体験をしたらしい。
クラスの友達とマリーだけが新たなパーティへ外出。
ホスティングに疲れた?!娘は、自宅で、クリスマスプレゼントの作成。
そんなふしぎな日々。
だんだん誰が家にどんな風にいても普通になりつつあります。

2011年12月23日金曜日

ダーツやカラオケなど。

私自身は、ダーツもカラオケもいったことがないのですが、今回はマリーは、娘の男の子の友達に連れて行ってもらって、一日、いろいろなことをして遊んだ様子。

普通の受け入れではありえない、ホストシスターが20歳で「観光」での来日だからこそのバリエーションの多さ。それも今回は、男の子はバイトもしているので、女の子にはおごるものという意識があり、きょうもおごちそうになったそう。
「いいのかな~」という私に、夫が「男はそういうもの。」とひとこと。そっか。

2011年12月21日水曜日

「ひとうちななつ」を幼児にわかってもらうプラン。

先週、小学生クラスの子達が「ひとうちななつ」というグリムのお話の発表候補にいれたいと言い出したので、「幼児クラスには導入して楽しくさえておかないと、わかってもらえないかもよ」ということで、4時集合で一緒に取り組むことに。

幼児のアリス3話が終わったところで、「アリス、さっきまでこの部屋にいたのに、いなくなっちゃったね。」と私。
 子どもたちは素直に「うん・・・。」
「あっ、Cちゃん、これ仕立て屋さんになって縫ってて。」と私にいわれて、ラボTを立ち始めるふりのCちゃん。
「みんなは、とりあえずプーンっていって、こうやってまわって飛んでて」
そこも素直に、そして楽しそうに従う幼児たち。

「仕立て屋さんがお洋服作ってたら、外をジャム売りのおばさんが通ったんだ。
ここはドイツで、すごくジャムがおいしいの。」といいつつ、ほんもののジャムを持って、
私がジャムはいらんかね~といって仕立て屋さんのそばへ。

Cちゃんが買うふり。私はすかさず、事前に用意してあったジャムのぬってあるパンがのったお皿を持ってくる。
 すると、幼児たちが寄ってくる。
「さっき、みんなプーンっていってたじゃない?あれね、ハエだっだの(ゴメン)。やっぱりこうやってジャムが美味しそうならよってくるよね。」
 それからこのお話がどう進んでいくか説明し、Cちゃんにうそっこでたおされるハエになり、
紙に書いたハエの数を、英語でカウント。
 幼児たちの可愛い声でSEVEN!まで数え終わったところで、SEVEN AT A STROKEの帯を出す。

 その頃には他の小学生も集まってきていて、「やる!」といって帯を巻きだす。

「さあ、仕立て屋さんは、出かける前にパンをどうしたかな?」
まあ、食べてからチーズと鳥をつれていっただろうという結論にいたり、世界を相手に旅に出る前にみんなでジャムつきパンを食べました。
 食べながら、お話の最初をみんなできいていました。

 おはなしたどりは、次は巨人二人をたおすところにとび、石に見立ててスポンジの緩衝材をイスの上から落とす頃には、もう幼児たちもお話の展開にわくわく。
 「おら、なんにもしねえぞ」などという巨人の声色をおもしろく小学生がやるので、ますます。

 そのあたりで「では続きは聞いてきてね」ということになりました。

 当の小学生たちも、ひとうちななつへの興味が増したようで、小学生クラスでとりあえず決をとったら、アリス1 ひとうちななつ5で、先週とは全然違う票が集まりました。

2011年12月20日火曜日

ディズニーランドへ

アメリカにもディズニーはあるものの、遠くてとてもいけないということで、日本で12人の女の子メンバーで出かけてきました。
 ディズニーランドは一日がかり。

きょうは、ラボはけんけんのシニア摸擬実施日。
ちゃんと7時前にきて、はじめてのことなので、とまどいつつもやりとげました。
そのあと、既経験者からいろいろアドバイスを受けていました。

外国にいくということで、日本の歌も披露できるように「青山土手から」という日本の昔の手遊びも、今回のキャンプの課題ソングです。

この日は、ラボママからクリスマスプレゼントとして、小学生みんなクッキーをいただきました!

2011年12月19日月曜日

レンタルビデオ ジブリ三昧。

きょうは、一日、娘が留守なので、家で私と留守番しつつ、昨日、レンタルしてきていたジブリ映画を見ることに。


おもいでぽろぽろ
ほたるの墓
耳をすませば

初めて気づきましたが、どれも、日本文化だったり、気質だったりがたっぷり入っていてびっくり。
公衆浴場をみて、「これ何?今でもあるの?」と興味津々だったり、耳をすませばの二人のピュアすぎる恋愛に爆笑?!というか驚いていたり。
 確かにピュアだけれど、爆笑するほどではないと私は思うので、やはり何か違うんだと思う・・・。

ほたるの墓は、第二次世界大戦のことだよと説明しつつ、複雑な気持ちに。
でも、過去にお互いに戦争をしあった国の人と、こうやってホームステイをしあえるようになったことが、本当にすごいことで、大きな壁を乗り越えたんだなという気が。それは実際に戦争を体験していないから言えることなのか・・・。

ジブリ映画を日本人以外の人と一緒にみるのは、おすすめかも!

2011年12月18日日曜日

待望の回転寿司へ。

ゆっくりと起きた日曜日の朝。
マリーがきてから、あちこち連れまわしたので疲れたでしょうと、今日は、ゆっくりしようかというムード。
でも、オハイオの妹、父とスカイプしながら、今日は何をするのか決まってない~などと答えているのを小耳にはさみ、思いついてスシローへ行こうというと、わ~い!!という雰囲気に。

ラボっ子が行くときは、向こうの生活を家族の一員として体験させてもらうことが一番の目的なので、どこに連れて行ってもらいたいということはいくつか希望を述べるのは自由としても、期待しすぎてはいけない。家族との日常生活の中に楽しみを見つけるのが大事。

といっても、回転寿司は、あまり外食をしない我が家にとっては、唯一ともいえる外食先。
安いし美味しいし。
 
連れて行ったところ、はじめてみるベルトコンベアーの寿司にとまどうこともなく、さっさと自分で食べたいものを選べるので、手間がない。
 日本人の子が逆の経験をしたら、とってくれるまで待つとか、ためらったり遠慮したり、結構、向こうの人にとっては面倒なのではないかなと、あらためて思う。

 先日の4hとの日米の会議でも、「自分の身の回りのことは自分で出来る子を送り出してほしい」といわれていたのを思い出しますが、こんなときに必要以上にもじもじしないというのも大事かも。

 ちなみにマリーのfavoriteは、かつお!
一緒にいった母が、かつおを一つだけ食べて、ずっと残しているから嫌いだったら食べてあげようかと思ったけど、好きだったからとっておいたんだね、良かった、食べないで~といってました。
 好きなものはとっておくタイプだったみたい(笑)

2011年12月17日土曜日

学校へ。

学校側が、ホストシスターを見学のためにつれてきてもいいよといってくれたので、一緒に学校へ。

とりあえず、時差もあるのか、マリーの性格か、決まった時間の電車に乗るという習慣がないせいか、「朝、学校へ」というシチュエーションが難しい。

 私は仕事だったので、二人が準備するかたわらで、自分のしたくをしていたのですが、電車の時間になっても、あれがない、これがないで、マリーが何度もあたふたするので、とうとう間に合わず。
見かねた夫が、車で送っていきました・・・・・・。

学校では、男の子たちが構内を案内してくれたらしく、(女子は男子の半分くらいしかいない)、写真も男子ととっていました。
 その中でマリーのお気に入りは、みんながくちばしbeakを作って、いろいろな向きをむいておどけた写真。男子のノリを気に入ったみたいで、良かった。

 「いこう、いこう」という言葉を、案内してくれた子たちが使ったらしく、マリーのアリバムのタイトルはそれになっていました。(笑)

2011年12月16日金曜日

3日目!ジブリ

娘とマリーは、三鷹のジブリ美術館へ。

このチケットを予約するために、数日前にコンビニにいったとき、たまたまそこで働いていた中学の同級生と再会。
 「チケット二枚予約なんて、彼氏とこんなとこに行く子になってるって思われたかな(汗)」という事前のエピソードもあったように、実際、19歳の娘にとって、ジブリは興味の対象外に近い存在。

 マリーも、おしゃれが好き、音楽が好きという感じで、日本人なら20歳でジブリに夢中になるタイプではないように思える子。(既に、ここまででいろいろな表現が微妙・・・。日本人の20歳って
平均的な子は、ジブリに夢中なのか、無関心なのか)

 この日に起きた現象は、あとで聞くところによるとジブリの館内では、何度も同じ場所を見ようとするマリーに、「彼女の買い物が長いので辟易する彼氏のように」くたびれ、その後、訪れた吉祥寺でのショッピングでは、マリーが娘の買い物の長いのに飽き飽きしということだったようです。(笑)

二人共通で楽しんだのは、なんと吉祥寺の駅近くの「海鮮丼」。ここは娘のお気に入りのカウンター席でのお店。私もいったことがあります。
アメリカ人は、生ものが無理という、こちらの常識を覆し、すごく美味しくて、日本茶もおかわりしたとのこと。

 以前、カナダからヴィーガン(すごい菜食主義)の子を受け入れたときは、おそばのめんつゆでさえ、「鰹だしだから無理」といって、食べなかった経験があり、そこそこ苦労したので、この海鮮丼にはじまるマリーの日本食への興味、征服への快進撃は目を見張るものがあり、食事の面で本当に
楽でした。

2011年12月15日木曜日

ステイ二日目!浅草

この日は、私も娘もどうしてもはずせない用事があり、マリーのことを、娘の高校の友達が浅草に連れて行ってくれることになりました。

通常のラボのホームステイなら、あれこれ連れて行くことなど考えず、日本語研修で学校にいっている平日のほかは、数回、近辺を観光して終わりなのですが、今回は、ラボとは関係なく、
娘の受け入れ体験も通じて、日本にすごく興味を持ったマリーが、不況のなか飛行機代もかけて観光旅行としてやってきているという事情から、とにかく、家に留守番は避けようという方向。

娘の高校の友人、Kちゃんは英語を話すことに興味があるし、練習もつんでいるということで、浅草観光案内をしてくれることになりました。

待ち合わせ場所までの送り迎えの相談は、Kちゃんと娘で行っていました。

Cool! 浅草、楽しかった~ 様子。

でも、娘に聞くと、迎えにいった新宿で、歩きつかれてホームでサラリーマンと一緒に電車待ちしているときに、座り込んでしまったとのこと・・・・。
 普段、車だし、スポーツをする子でもないので、日本人ペースで一日歩いたらくたびれた・・・・というトコでしょう。

 あとで写真を見せてもらったら、お好み焼きをひっくり返そうとしている、Y君の姿もうつっていて、お互い楽しかったんだろうな~、とりあえず、良かった。

 Kちゃん、Y君、ご協力、本当にありがとうございました。

2011年12月14日水曜日

ホストシスター来日!

娘が中2のときに、ラボの一ヶ月ホームステイ。高2で一年留学でお世話になったホストシスターが、
休暇を利用して来日。

 空港まで私もラボをお休みして京急で迎えに行き、感動の再会。
自宅までは、これからさんざん遊ぶ?ための費用を捻出するために、3人で京急で帰ってきました。

アメリカでは、電車を利用する機会もなく、通学ですらドアツードアで車での移動の生活のマリー。
初日から、京王線にたどり着いたときには、3人でスーツケースをかこんで立つような微妙な混み具合。
 のっけからカルチュアショックだったかな?と思いつつも、明日からはじまる電車生活を考えると、これくらいがいいのかもとも考えます。

 アメリカでは、みんなでどこか出かけるとき、車を出す人がガソリン代を負担しなければならないのが、フェアではなく?ちょっと困るらしいのですが、「日本では、こうやってみんなで電車で出かければ、そんな問題が起きないね。」と、前向きに捉えてくれたみたいです。

2011年11月24日木曜日

10代 親との距離が微妙になるころに、こんな話を親子で聞く機会は貴重すぎる

幼児小学生の頃には想像できないかもしれないけれど、親子で一緒に部活の応援等や親戚の集まり以外の何かの会に出かける機会は、10代では本当に減ってくる。

そんななか、祝日に恒例の「国際交流親子オリエンテーション」が開催され、越智Pからも二人の中学生が参加。
 
 インターンの英語のスピーチも、参加した子たちには、「この言葉を自分たちは聞き続ける世界にいくんだ」と実感できただろうし、「異文化に親しむ心のあり方、言語を勉強したいという動機」などについても話してくれたので、参加した子達の年齢なりに何かを感じる良い機会だったと思う。

事務局スタッフからの質問は私もわが身を振り返ってしまいました。
 
○ 家族の中でお手伝いをしていますか
○ 自分で起きていますか
○ 食事の準備後片付けはしていますか
○自分で洗濯できますか
 以上のような質問は、大人なのでもちろん出来ているとして、次の質問はどきっ。

○ 感謝の気持ちを伝えていますか
○ あいさつはきちんと出来ていますか
○人と接する時に笑顔を心がけていますか

 家族に感謝の気持ちなんていってるだろうか・・・・。
帰宅した家族に、きちんと「お帰り」とか、寝る前に「おやすみ」とか声かけているだろうか・・・。
家の中で、笑顔でいるだろうか・・・。

来月、娘の留学先のホストシスターが一ヶ月ほど滞在しにくるので、私も初心にもどりたいと思います。

それにしても今までにラボで国際交流に参加した子が、45.200名って本当にすごい。
その中には、若田光一さん、佐藤隆太さんもその中の一人なんですよね。
社会人になって、いきなり現地に赴任させられる企業もあるこんな時代だからこそ、
「赴任を、異文化を、自分の仕事を楽しめる」人であるために、中学生、高校生のときの
こんな体験はとても大切と思います。

2011年11月17日木曜日

おにいさんヤギが一番先にオオカミから逃げる。

おおかみと7ひきのこやぎで、一番年上のヤギを、実際には一番年下の年長さんのS君が担当。
年下だからこそ、年上のヤギをやりたいんだろうなと気持ちはよくわかる。
みんな、役決めではじめはあまり意識していなかったのに、発表本番も近くなってくると気づいたことがある。

おおかみがはいってくるときに、一番初めに逃げようとするのがS君。特にはじめのうちは、パニックに近く「きゃー」といって机の下に逃げ込んでいた。
みんな、ふと「お兄さんヤギが一番初めに逃げようとするのはおかしいんじゃない?」と設定と動きのずれに気がつく。
 でも、いちばん「ほんとにコワイ」んだから仕方ない(笑)と私は思う。

他にも、おかあさんヤギが出かけたとたんに何かを熱心に食べるふりをはじめたり、おもしろい。
ラストの場面でも、きのこスープを食べて、そのうちみんな眠くなって、夢の中のつもりのところを、いきなりまたきのこスープを食べだして、みんなに「!」ひらめかれる。
「Sちゃん、最後に、ひとりできのこスープ、夢の中で食べてたら?きっとそういうヤギもいるよ。」といわれて、照れてしまっていた。本番はやらないだろうな・・・。

今年入ったばかりの5年生のAちゃんが、驚異的なスピードで成長していて、おかあさんヤギのセリフを全部覚えつつ、みんなをお母さんヤギに近いおおらかな心で見守るリーダー性を身につけてくれていて、このクラスは、ほのぼのおっとりとしたいい感じになっています。

2011年11月16日水曜日

聞き取りレッスン

12月の発表に向けての聞き取りレッスン

先日、4年のA君がThe wolf と A wolf の違いに気づいたことに感動しました。
今年の彼は、昨年以上に必死。
なんとか吸収したいという本人の気持ちがあるときの、聞き取りレッスンは有効です。

以下の日程でOchi Party 小学生のお子さんのレッスンを追加で行います。
希望の方は、ご連絡ください。

11月18日(金) 17時~
11月20日(日) 午前
11月21日(月) 17時~
11月24日(木) 18時30分~
11月30日(水) 17時30分~

2011年10月26日水曜日

どうやってそんな風に英語ができるようになったの?とクラスメイトに聞かれたときの答え

「う~ん、3歳からやってたからね。」と高3の娘は答えるそう。

そんな身も蓋もない言い方をしたら、答えを聞いて自分も真似できるところはまねしてみようかなと思う子はがっかりだろうとおもったのですが、真意を聞いてみると、
「苦労して、がんばってがんばって、こうなったという感じが全然ない。気づいたら自然にできるようになっていたから。」とのこと。

それをそばで聞いていた夫が、「良かったね、ラボやっていて。」とひとこと。

他にも大学生が、英語のテストを受けて点数がよかったので、授業を受けずに単位をもらえるたとかのメリットもあったらしく、夫がその子のお父さんに「ラボをやってたおかげです。」とお礼をいわれたそう。

先日、娘の学校で付属の大学に進学するための学力テストがあり、そのときも英語の点数がとれるメリットを感じたらしい。
 何回か受けるテストの総合得点のいい人から、希望の学部にいかれるシステムで、5教科300点満点のなかで、英語の配点が115点。
  文化祭だなんだで、英語については「無勉」でのぞんだのに、かなりの点がとれて、25点満点の教科の点数が悪くても、英語で点数がとれて、そこそこの結果に。

 ラボをはじめたときは、どこの国のどんな年齢の人とでも、、こころをわって話せる子にしたいというのがゴールに思っていたけれど、こんな時代になってくると、「英語が出来ると得だわ~」というひとごとのような感想の発言につながる。

 これから卒業まで、ホームステイ先のホストシスターが一ヶ月ほどうちにステイしにきてくれるという楽しく、ラッキーな機会もあるし、本人もめずらしく(笑)、「DVDみたり、本を読んだり、英語磨きをしたい」といってるので、私も一緒にレベルアップしたいと思います。
 

成長のきっかけはどこにころがっているかわからないから、見限らない姿勢は大切

ハロウィンの仮装、どうする?
やっぱりラボキャラクターですかね?
そうだね~。

セリフもひとこと言えるようにってお知らせに書いておいてね。

今年の仮装対象は、Aちゃん。ガンピーさんの歌が上手に歌えたのが評価されたと思われます。
仮装はちょっと・・・・の年齢になっていたけれど、そらいろのいえを上手に家族で作って「わくわくワークス」にも出来たのでは?というY君も、昨年に引き続き受賞。
うさぎのセリフがうまかった、Mちゃんも受賞。
この賞品が、お菓子とかではなくて、手作りの素敵な表彰状だったところがいいと思う。

物でなくて、ことばで表彰されるのを喜べるのは、精神的な悦びだと思うから。

今年も、仮装はなくてもいいしとか、ラボキャラでなくってもとか、流されず、セリフつきでラボキャラクターの仮装にしたのが大正解。
 みんな、お互いに知っている登場人物が、あちこちにいる!という感じで楽しい一日でした。

2011年10月19日水曜日

ピンポンダッシュかと思ったら・・・。

家の外をだだだっと若者の足音が聞こえて、うちのチャイムがなりました。
「?」と思って、インターホンをとると「Tです。」「Yです。」と生徒さんの声。

ハロウィンの打ち合わせかな・・・と思って出てみると、
「お誕生日おめでとうございます!!」といってプレゼントとお手紙。

塾にいくとこかな?とさんざん立ち話してから、「上がる?」といってうちの中へ。
その後、がちゃっと扉があいてまた一人。
また一人。
そうこうするうち、生徒さんがいることを知らない娘がケーキを買って帰ってきて、
みんなで誕生日の歌を歌ってくれて、ローソクの火を吹き消しました。

進路の話、学校の先生の話、いろいろして、久しぶりの子も昨日会ったばかりの子もいろいろいて。みんないい子です。


最後に「じゃあ、握手で」といって、一人ひとりと握手をして、あったかい、おっきい、小さいなどといっていたら、娘に「握手して、コメントはそこかい!」といわれてしまいました。
 マイペースなテューターである私と、こんな風につきあってくれる子どもたちがいることも本当にありがたいことです。

2011年10月13日木曜日

「気づいたことは気づいた人のもの」のようでいて、そうではない。

合宿に実行委員として参加していた高校生から、反省会でいくつかの「気づいたこと」があげられた。

この子は、今回、苦しい体験をしながらも本当にいいことに自分で気づけたんだなと、こちらに伝わってくるものもある反面、去年と同じ「準備不足でした」という反省を安易にして終わってしまう子もいた。

苦しみ、傷つきながらも、深く「気づいた子」は、きっとこの先、伸びていく。
でも、今回、じっくり中高大生の様子を見ていて、私が感じたのは、この子一人が気づいて直しても、本当の意味での成長にはならないということ。
足りないのは、自分が苦しみながらも出来るようになったことがあり、もし、それをのんきに見過ごしてそのままにしている仲間がいるなら、黙ってないで、「ここ、がんばろうよ。」と気持ちをぶつけること。

お互いに遠慮して、自分だけで自分を高めようとしても限界がある。
気づいたことを気づいた人だけが、直しても、小さな成長しかない。

せっかく仲間として同じことに向かう人たちがいるのだから、自分もとことんがんばって、出来てないなって相手がいたら、自分も傷つくこと覚悟で、しっかり伝えてみるといいと思う。

 そうすれば、自分にも本気で向き合ってくれる人が出てきて、そこに苦しさ、葛藤は生まれるけれど、自分ひとりでは成し遂げられなかったことが出来ていく。

2011年10月2日日曜日

小学生から高校生まで遊んでいたことを仕事にできてる人って、いるんだ。

きょうは、ラボOBで声優の森久保祥太郎さんのお話をテューターの会総会で聞く機会がありました。

 ラボをやっていた10年間と同じことを、そのあとの20年も仕事としてやり続けているようなものといって笑ってらっしゃいました。
 ラボで得たものは大きく、おおざっぱにいえば三つとのこと。
1 人とつながることの楽しさ、すばらしさを知る
2 想像する 創造することの楽しさ すばらしさ
3 もう一歩つっこむことの楽しさ すばらしさ(100点とって終わりたくない。もう一歩努力する)


私の中高生時代は、学校の雰囲気もあり、やりたいことより、やるべきことに目がむいて暮らした時代だったようにおもいます。


 そして、努力さえすれば何でも手にはいるというような一種の神話があり、それも、「努力」の内容は主に受験やテストのための勉強で、「手にはいる」ものは、その当時の社会の価値観で決められた成功、高学歴だったり・・・。それに追従してたわけではありませんが、たくさんあるものの中から、自分の好きなことを見つけて、それに熱中というわけでもなかった。


 そんな流れの中で生きた私には、森久保さんが小2ぐらいではじめたラボのテーマ活動(英日の演劇 話のテーマを追求して表現)や交流活動を楽しみ、自称「今でも似たようなことをやっている」とおっしゃるのが衝撃的。

好きなことをして生きてきた人に対して抱きがちな人物像とは違い、人として、落ち着いた暖かい輝きをはなっている。
自分を知り、自分の好きなことをする子ども時代。そのまんま進んでいって、自分に輝くものがあり、それが好きな仕事にも結びついていった・・・。

なんかこうまとめていると、楽天的みたいな響きですが、「つらいことがあったときはどうしますか?」の質問に「自分にしか見せないノートに、今、自分は何を考えてるのか、冷静に考えてかくようにしている。」俯瞰で見るとのこと。
 違うなあと、ますます感心。やはり、自分を知ることが大事で、楽しくないことをうじうじやるのではなく、ラボで得たといってくれる「想像力」できっと、まず、いいものをイメージし、そこに到達するための手段を、ひとつずつ考えていかれたのでしょう。
 大きい子を見て、憧れたら、自分もそうなりたいと思い、そこに到達するためにはどうすればいいか、5年後からだんだん近づき、今日、何をすればいいか考えるという子ども時代も、人よりも精神的成熟が早い気がしました。
 
 きょうのOBOGの話をきいて、私はテューターとして、「その子らしい楽しい人生を生きる手伝いをしたい」、それが自分の好きなことだと再確認。
 考えるのにとても良い機会をもらえた日でした。

2011年9月28日水曜日

ジョン万次郎という人の生き方に、子どもが直接、手で触れている感じ。

今度の英日で発表するお話を決める話し合いでのこと。

ピーターパンの2話 ジョン万2話、たぬき2話、かさじぞうから選ぶ。

なぜジョン万次郎の話がやりたいかという理由を小2のJが、的確に次々といっていったのがすごかった。
 ラボもジョン万と同じ。(たぶん国際交流とかのことを言いたいのだと思う)
 どっかの国にいったとき友達になって・・・はじめて日本人でアメリカ人と・・・。
ペリーがきたとき、ジョン万がいなかったら、そのあとの日本は大変なことになっていたと思うし。(これは、歴史好きだからどこかで覚えていたのかな?)
 あらくれものがでてくるし。黒潮にのっていくし。(ちなみに彼は亀をつかまえるシーンがすき)
 いろいろな理由をいって、「ラボも同じなんだから、このお話をやらなきゃ。」と使命感にもえてるような感じだった。

 ライブラリーのジョン万次郎はCD3枚という制約のなかで、ご本人の伝記として必要十分な出来になっているのだろうか?と思っていたけれど、ここまで小2の子がうけとっているメッセージがあるということは、すごい。
これは、ライブラリーを飛び越えて、子どもが直接万次郎さんの生き方に触れえたとしかいいようがない。

 中高生の発言なら、何かで調べたりして補足して、生き方としてとらえたんだろうなとか思うけれど、小学二年生がライブラリーを聞くという作業中心で、こうしてこの話をとらえてくるところに感心した。

小学生以上は、中学になって歴史でならったときに役にも立つし、興味も深まるから、ぜひ新刊ジョン万を購入しましょうなんて、勧めていた自分が、子どもを甘く見ていたと反省。
 小学生だって、ジョン万のライブラリーを作ってラボっ子に渡したいという、テューター達の思いも含めてこんなに受け取ってくれるんだから。

 どこかで異次元空間で彼は万次郎にあって、わけへだてのないその人柄で、肩車でもしてもらってのではないかしら?と錯覚するほど、近くとらえているところがすごい。

 最近、不思議なことのおこる小説を読んでいるせいか、少し想像が飛躍してしまいました。

2011年9月13日火曜日

昔 可愛い子には旅をさせよ 今 反抗期こそ国際交流

                    
帰国報告会にいってきました。
自分がホームステイで、どんな体験をしてきたかを写真を数枚スライドに写しながら、短いですが体験談報告もあり、文集を読む以上に子供達の生の感想が伝わってきました。
 今年は震災の影響もあったのか、自分がホームステイという体験をさせてもらえたことに対して子供達が感謝のことばをいうシーンが多かったように思います。
中学生の男の子までが、「この体験ができたのは、親やテューター、ホストファミリー、自分に関わってくれたすべての人のおかげです。有難うございました。」とマイクの前で感謝しているのを聞いて感心しました。普通はこの年齢では友達や知り合いの前でこんなこといえません。中学1、2年男子といえば、反抗期まっさかりで返事もろくに返ってこないような年頃。女の子でも、携帯電話の使いすぎ等、いろいろある頃。

その年頃の子達が、ホームステイに参加して、日本の親のいないところにいく。いつもの自分、なれた場所、気の置けない友達に囲まれていれば、今、自分がこうして生活していられることが当たり前すぎて気づくことができないことがあります。日本で部活にあけくれる小さな自分の世界にいるだけです。親や友達と離れることで、自分にとってその存在がいかに大切だったかも実感します。
 出発前に、「準備はできたの?」と口うるさくいわれて、うっとうしいと思っていた親も、「そういえば、おみやげ作りを手伝ってくれたな・・・。有難う。」という思いに変わります。してもらって当たり前と思っていたことも、向こうの家族にやってもらえば、“Thank you”といい、そして、日本の家族にもしてもらっていることは決して当たり前のことではないんだとはっきりと気づきます。
 気づけたことが自分でも嬉しい、誇らしいと思っていなければ、100人からの人、自分と同世代の子もいるなかで、中学生が親に有難うなんていわないでしょう。

ホームステイは、英語の上達、異文化体験、英語習得のモチベーションをあげるという側面でお勧めしてきましたが、反抗期の親子関係に変化をもたらし、いい風を吹かせるとても良いチャンス。まさしく、ラボの国際交流のうたい文句「ひとりだちへの旅」なのです。今回の帰国報告で参加者代表のお母さんがお話してくれましたが、反抗期はお互いつらく、自分も子供と一ヶ月離れてみて良かったということです。

2011年8月30日火曜日

216このゆき

荷物が送られてきたときに使った白い粒粒のパッキング。子供が小さいときに、うそっこの雪として使っていました。
 ゆきむすめ ホッレおばさん ティムラビット その他いろいろに活躍。

小さいころ、娘はよくラボのお手伝いをしてくれました。そのしるしを今日、発見。かみなりちゃんとだるまちゃんに使おうとして、粒粒のパッキングの入っているビニール袋をみたら、幼い字で「216このゆき」と書いてありました。
 たぶん、ラボの準備をする私の横で、何かすることない?とかいってくれるので、「これ数えて」といったんだろうな・・・。

 こんな風に一緒に遊びながら、子育ても進んできたんだなと久々に実感してしみじみ。

2011年8月27日土曜日

マニュアル人間でないということ。

地区合宿終了。

今年はパーティから大学生年代も5名参加。全員で20名参加。
誰もホームシックにもかからず、グループの中で楽しそうに活動できたことが本当に良かった。

大きい子達はみんな小さい子をひざにのせたり、手をつないだり、グループになじめるように優しく対応している。
 大学生年代のYが、小学一年のとき、よく他のPの大学生年代の子のひざの中に座っていたことを思い出し感慨深い。
 自分がしてもらったことは、こうやって返せるように成長することがすばらしい。


印象的だったのは、中学生のキャンプソングと大学生の成長。
昔は中学生はひとりで、キャンプファイヤーでキャンプソングをすることができなかったのに、今は全員がサクサク、恥ずかしがらずに、みんなを楽しませるべく一人でパフォーマンスします。
 4月に入会したばかりのKも出来るし、しばらくキャンソンと遠ざかっていたHも、なんのためらいもなくやってのける。今回のお話のテーマにあわせてオリジナルをキャンソンに追加したAもすごい。
去年みんなで作ったTogetherも歌ったし。大学生年代のキャンソンは声色をかえたり、動きを出したり、以前あるお父さんが「うちの会社にこういう子がほしい」とおっしゃっていたけれど、こんな子達が社会に出たら、プレゼンだって、営業だって、おじけづくことなく出来るだろうなと思わせる。

 二日目の発表のときも、大一のCの笑顔で活動する姿を見ながら、「かわいいな~。こんないい子を育てた自分はすごい。」とか、自己満足?
 
 この合宿に来ると、ラボをやっていて良かったなと、大きい子達の成長をすごく実感して思える。

 ジョン万次郎のテーマを大きい子達が自分なりにつかんで、それをゲームやオリエンテーリング、グループ活動中に、伝えていけたことも良かった。
 
ちょっと残念だったのは大学生年代が多いことで、グループリーダーがあまり必死に声だししてまとめなくても、すんなりまとまっていってしまったので、あまり力がつかなかったかな~。
 その点は、実力がつかなかったかも、そこは、パーティの合同練習等で腕を磨いてほしいと思います。

 

2011年8月15日月曜日

断捨離 ぬいぐるみのくま二匹 思わぬ嫁入り

最近、スペースを作ることで、仕事の効率化を計りたいと思い、古いラボTを捨てたり。
どうしても捨てられなかった、テディベア二頭。

狭いスペースにいろんな思い出のものをとっておくことで、妨げられることがあるような気がして、思い切って捨てようと床においておいたら、とまりきたラボっ子=娘の友達が、真っ先に見つけて、「そんなことなら私が服でもデザインして着せて可愛がってあげましょう。」と持って帰ってくれました。

おとまり会5人は、みんな勝手知ったる他人の家で、兄弟のように終了。
3人は年少から、5人全員も小学生からの知り合いだから当然かも。

一人、中学でラボをやめた子もまるで今でも続けているような自然さで参加していたのですが、「十五少年漂流記」が一番好きだった~、聞いているとスリルがあったし、など思い出話もしました。

英語つながりで、兄弟のような一生の友達を作っている彼女たちがうらやましくもあった日でした。
ラボのある夏休みは、英語をこえて、人生を彩るいろんなものを思い起こさせてくれます。

2011年8月12日金曜日

同業種の友達とのランチ

彼女の話はいろいろ刺激になり、中でも二人で同時に首をかしげたことが。

「芸能人はインターナショナルスクールにいてれいることも多いよね~。」というところから、
彼女がテレビでみた、女優の子供もインターナショナルスクールにいってたとのこと。男の子二人にお母さんに手紙を書くように番組がたのんだら、「日本語で手紙が書けないから、英文で」と英文手紙を読み上げることになった場面が放映されたらしい。

日本人なのに、なぜ日本語でお母さんに手紙が書けないのか?
手紙が書けないということは、母語でしっかり考えることもできてないはず。
英文も稚拙だったらしいし・・・。悲しい・・・。

彼女の意見は、「もしインターで育てるなら、足りない日本語教育はきちんと親の責任でしなければならない。」というもの。私もいろんな意味で同感でした。

2011年8月2日火曜日

母との約束 「なにがあってもあきらめない」

ジョン万次郎が、漂流にはじまる大変な人生をのりきった原動力にもなったと思われることば。

ラボライブラリーのジョン万次郎3話では、
I promised myself I'd never give up..
なにがあってもあきらめない

I swore that I'd make you proud someday
一人前になるまでがんばる・・・。

Mom.I've kept my word.
おれは、おっ母との約束を守ってきた。

母と再会したときに以上のようにいっています。

それを聞いて、子供たちのおはなし日記や質問シートで小学生から大学生までに
お母さんと約束したことは?と質問してみたことがあります。

「嘘をつかない」とかしつか上の約束をしている子はいましたが、この万次郎の母のような言葉を子供のこころに刻み込めているお母さんは、私も含めていまのところいなかった(笑)
そんな立派な母になるのはなかなか難しい・・・・。

ウガンダのマリーちゃん

きのうマリーちゃんのことを書いたら、きょうエアメールがウガンダから届き、ボランティアの方が手紙を送ってくれた中に写真も入っていました。


 髪を切っていました!
 きのう、来月の誕生日に贈るものを、カチューシャにしようかシールにしようかと娘と考えて、シールにして良かった~。

 わが子のこと、ラボっ子のことは、仕事がなくても四六時中考えているのですが、マリーちゃんのことは、毎月の仕送りの時期以外は、忘れがち・・・・。(仕送りは、娘、母、私の3人合同。)
 でも、こうして写真が送られてくると、本当に彼女の将来、幸せを心から祈る気持ちになります。

2011年8月1日月曜日

高校生の名刺集め

ラボキャンプで小さいころから名刺をもらう習慣のあった娘。
この間は、あるフォーラムのオフ会に参加して、たくさんの大人、大学生からも名刺をもらって帰ってきました。(高校生は二人くらいしか参加していなかった様子)

一年留学をして、アメリカの高校生たちが学校へいく車のガソリン代も、普通に自分のアルバイトで出す生活を見てきました。
 そのほか、世界には飲み水の整っていな国もある状況を知り、自分がいかに恵まれているかについて考えるところがあったらしく、帰国後、ウガンダのマリーちゃんという女の子にある団体をとおして毎月、自分のお小遣いから仕送りを続けて一年。

今年中に、大学の学部選びをする必要があり、そのためにあらためて、将来自分がどんな仕事をしたいのか考え直すために、いろいろな社会人の方とも出会える会に参加することを決めたようです。

帰ってきた日は、大使館、国連など、世界をかけまわって働く日本の方たちにお会いして、考え方を聞くことができた興奮で話がとまりませんでした。

日経新聞の電子版を自分のiphonで読めるようにしたり、名刺をいただいた方のツイッターをフォローしたり、スマホのつかい方も急に変りました。

最近は、いくら私が「新聞を読むといい。本は大事」といっても興味なさそうにしていたのに、
きょうは、一緒に本屋さんや図書館をめぐり、興味のある分野の社会科学系の本と英語の読み物を借りてきていました。

ラボで育ったことが、こうした彼女の志向に大きく影響していると思いつつ、大学にはいったら彼女がやりたいことはラボのテーマ活動やキャンプではないんだろうなと成長を目の当たりにして感じています。


そして、その会でいわれたこと「英語はツール。出来て当たり前。」
自分とは違った文化や内面を持つ人と知り合うことが本質的に好きな質で、英語も好き、そこを充分使って、生かしていけそうな分野の仕事に興味津々のようです。

2011年7月30日土曜日

くろひめキャンプ 13人で参加してきました。

行きのバスのなかで、他のパーティのテューターから「にっぎやかだね~。」といわれた越智パーティ。おもわず私があやまると、「おもしろくていいじゃない?」と先輩テューターの余裕の言葉。
 確かにバスにのると、ホームシックどころかうるさくて大変。

でも帰りのバスは、他のパーティもけっこうみんなうるさかった。くろひめでみんなと仲良くなって元気になってバスの全員のテンションがあがっていました。そして爆睡する子も出るなか、越智パーティは、みんな座席の後ろから「ティー!」「てぃー!」「ティー!!」と連呼してくる。熱を出して席を放したA君も負けずに呼びかけてくる。
 みんな、自分の体験を話したいんです。わかります。でも、あまりの連呼に、「呼び名が短いからいけないんだ!」とひらめいて、これからは「Tちゃん。」「Tさま。」とよんでねと訂正しておきました。

 おかしかったのは、新宿でバスからおりた瞬間に、S君が、「ママ!」ではなくて、「社長!」と、友達を見つけて、よんだこと。
 男の子って、普通のラボでもそうだけれど、男の子同士の仲間関係の中で、なんとなくおもしろい動きや発想、遊びを発生させてくる。
 ゲームやテレビがなくて、自然に触れたりするなかで、子供同士を生活の中で群れさせておくと、本当にゆかいな友達同士になれる。

 大人になると、男同士ってお酒でも飲まないと、初対面でそんなに仲良くなることはありえないのに、男の子のときは、くだらないことでほんっとに仲良く、「男の子の帝国」みたいなものを作り上げてのびのびと、群れ始める。
 
 S君が、帰りのバスで再会したときに、楽しかったこととして、「社長と○○」みたいなことを教えてくれて、私には「?」だったのですが、新宿でバスを降りたときに再会したあの子が「社長」だったわけですね~。

 
 

2011年7月4日月曜日

一年留学オリエンテーション 「一年留学は物語化できない。」

6月に娘のYが、一年留学のオリエンテーション参加する親子の前で、体験談を話しました。

直前になって、「一年は、一ヶ月と違って長い分、体験がいろいろありすぎて、物語化できないんだよ。」とか、高校の国語の時間にならった言葉を使って、困っている。

「実際、今から準備していくことなんてないし。」ともいうので、「もし自分が、これからいくとしたら何をする?」と聞くと、ひらめいた様子ではあったものの、ちょっと心配だったので様子を聞いてみた。

当日は、「Yさんの話が参考になった」と、感想のときにいってもらえたそうで、お役に立ててよかった。

一年留学をした人が体験をうまくまとめて語れない理由は、自分が体験してよくわかったともいうし、語りだすと、すごく具体的な授業の内容だったりする。
 Animal Scienceの授業をとって、それが日本にはないものだったので、とても良かったとか。

オリエンテーションでは何を話すしたのかなと、私も興味があったので、彼女が作ったスピーチメモをみせてもらい、なるほど、時々断片的に語っていることだし、精神面で参考になるかなと思うので、のせてみます。

最初の1,2カ月
 要領をつかめない、友達できない、そんなこんなで自信がなくなる
 そんなとき、どうしたか。
手帳にポジティブなことば、決意を書く。
 例 自分らしさを忘れない!!   会話のあるところにいるようにする。 周りと自分をくらべない
(この手帳は、帰ってきて見せてもらいましたが、細かいじでびっしり書いてありました)
先輩たちの体験談を読んで、「自分も何か残して帰る!」って思う。

今年 一年留学に参加する子達へ、自分が考えていたことややったことからアドヴァイス

○かっこつけなくていい、とにかくがむしゃらにがんばること!!

○自分はヒーローなんかじゃない(留学にいくすごい人みたいな)

○一年間もあるんだから、きれいになんか体験をきっとまとめられない。それでいい。

○英語は自分の努力次第。
発音は積極的になおしてもらう。
使える表現をメモする。
辞書を読む。
成長した分だけ、感謝する。


これから
 ○とにかく、日本の友達、家族にパワーをもらう。
 ○使える表現は、まあ、向こうにいってからでも・・・。
 ○単語とかは、自然に聞いてたら、身についてくる。
 

持って行くといいもの
 ロングマン英和辞典と電子辞書
 日本の紹介できるもの(日常生活とか)
 ライブDVD(これは、落ち込みそうになったとき、気分をあげるためと思う)
 日本語Tシャツとか靴下

  
 一年間いくのに必要なのは、自分を支える精神力なのかなと思います。

2011年6月19日日曜日

ジュニアリーダー広場の道中

 小4と小5、男女5人での道中。5人で、たったまま出来るゲームをしながら往復。(この
ゲームのアイデアは、結局はまれなかった韓国ドラマからいただく)

この年齢って、男女でわかれるのかなと思いきや、全員で仲良く話しながら、いって帰ってこれたことがとても良かった。みんな性格の優しい、いい子達ばかりです。
 
 ジョン万次郎にも、他のパーティの年齢の近い子とも知り合えたみたいだし、いってよかったです。

2011年6月12日日曜日

本当に受け継ぐことのできるもの

きょうの高学年活動を見ながら、ぼんやりと考えていたこと。

日々、自分は「何を」考えてるんだろうということ。
原発の不安?節電?晩ご飯の献立?仕事の段取り?

何を思い浮かべていてもいいけれど、本当に大切にすべきもの、
自分の人生をかけてやるべきことは何だろう?子供たちが、森の魔女バーバヤガーの話を説明したり動いているのを見ながら考える。


大切にすれば、受け継ぐことが出来るもの、続いていくもの。人の命だと思った。
自分ひとりの命は、100年後は、もう絶対に存在しない。
それどころか、今、ここに来ている子供も含めて、ほとんどの人が死んでしまっているだろう年月。

でも、子供が生まれ育っていけば、地球上に別の人の命は存在し続ける。
本当に100年後、人間は地球上にいるのか?
そして存在する人が、生きることを幸せと思える形で地球は残っているのか?
地球上の人が、様々な利害で対立して、戦争をしあっていたら?
自分の会社の利益追求を第一に考えて、環境を無視したり、他国の人を酷使したら?と十五少年漂流記の話をCDを英日で、元気に動く子供たちを見ながら、考え続ける。


今の自分が本当に大切にしたいことは、今日明日の自分が心地よく暮らせることではなく、その先の人たちに手渡せるものを有形無形に作っていくことではないだろうか。子供の成長。

今、新聞やメディアに出ているラボOB OGの生きかたから思うこと。
宇宙飛行士の若田さん 日本政策投資銀行参事役 藻谷さん 歌手の宮沢和史さん 俳優 佐藤隆太さん どの人も、この人が地球上に存在していてくれて良かったと、いろんな理由から思える人たち。
 
 ラボっ子であること。育てること。
これからクラスで取り組む「ジョン万次郎」の話を聞いていると、いろいろな時代の事情を考えさせられる。

鎖国をしていた時代 幕末 戦争 戦後といろんな時代が日本にもあり、その時々で、人が考えていたことも違ったとは思う。

 これからは?
日本国内にいても、日本人だけを相手に暮らすわけではなくなっている時代。
それなのに、自分の気持ちを同じ国の人にすら伝えられない、コミュニケーションのかたちがいろいろな意味で変化していっている。ひきこもる人もいれば、メールではいえても、直接話すことができない人も。

100年後の日本のために、私ができることは、テューターの仕事を通して子供たちに
 「人を信じて関わることの楽しさと大切さを伝えること」
 「英語に日々親しむことで、異なる言語の人同士でもコミュニケーションできることと、その楽しさ 充実感を体験してもらうこと」
 「自分の立場 気持ちだけで考えるのではなく、相手の立場 気持ちを想像する訓練を、物語を通して体感して 心の幅を広げてもらうこと」


そう考えるとラボが45年続いているという数字の大きさにあらためて気づく。
既に45年。このまま子供たちを意志をもって大事に育て続ければ、地球というスケールで物を考えてくれる大人が何人も育っていくと思う。
 その子供も、また教育を受け、育っていく。

 今、日本で政策を決めて実行する立場にある人の寿命はあと何年だろう?その人たちは、自分たちが作った箱、「会社」「政党」、そんな枠組みの中でいかに有利に自己満足できるかを一番に考えているように見える。
 あと2,30年の命なら、そんな生きかたを通してしまえば個人的には幸せかもしれない。などと、注文の多い料理店が、2月の発表テーマに決まったと聞いて考える。

 そして、私が本当に大切にすべきことは?
子供たち一人ひとりを見失わずに、関わり、育てること。今年は、こんな時代だからこそ「楽しい!充実してる!」と思ってもらえるように。

 

2011年5月28日土曜日

「おまえ、もう道にまような!」

きょうは、合宿の実行委員会が国領でありました。

わがパーティのK。またまた迷ってしまいました。会が終わるころに到着といっても大げさではない遅刻。

これは、テューターの力ではどうにもならんなと思い、同世代の男の子に「遅刻するなっていって」と頼んだときの言葉。
ひとこと「おまえ、もう道に迷うな!」
なんか、仲間の間にある、あったかい空気を感じました。
最近の子達って、とっさに打つケータイになれているせいか、一瞬のことばに、ユーモアと気遣いが含まれて感心することが多いです。

 中二のM子ちゃんが、ホワイトボードに記入する関係で「名前いって!」といわれて、「M子」と名乗ったら、高校生男子実行委員長と副実行委員長が両方、「M子」とやまびこのようにまねっこ。
 たぶん、M子ちゃんの口調が可愛かったからだと思うけど・・・。

それを聞いていたほかの高校生男子が、「いやあね、おじさんたちって。」とつぶやくので、おかしかった。高校生もおじさんか・・・。

 パーティをこえて、和気藹々として、いい合宿になりそうな雰囲気です。

2011年5月27日金曜日

北欧のティーカップとニューヨークスタイルのお菓子で開きたかった保護者会

実際には、ピーカブーのワッフルと紙コップ・・・。

Ochi Cafeを食器やメニューでも彩りたかったのですが、実際には、参加していただいた皆さんのお話と笑顔で彩られ充実した時間を、過ごさせていただいました。

 皆さんのエピソードが素敵でした。
Kちゃんが、ラボで前向きになったことで、他のことも良くなってきたこと。
子供って、自己啓発本を読むわけでもないし、自分を奮い立たせるための自分なりのノウハウを持っているわけでもないので、何か一つのことが良くなると、その心の有りようが、他にもうつってくるのかもしれませんね。

Sちゃんと二人でやったハンサムQは、本当に楽しそうにやっていました。もともと、テーマ活動の中にいるのは、天性のものもあり、好きなお子さん。それを、発表前は嫌という感じの空気を作らないのがテューターの腕も見せ所でもあるし、言葉かけも大事なんだろうと思いました。

A君は、ひとりで自分でセリフを覚えていたというのも感動。あの年齢で、そこまで自分でやったんだなというのがすごい。クラスでも、穏やかで、そしていろいろ意見をいいながら取り組んでいます。
一学年下の男の子たちが、すぐじゃれるのに比べると、ほんと落ち着いています。
 英日カルタは、今回はまだやっていませんが、かなり聞き込んだので、とれると思います。

Aちゃんも、まだ赤ちゃんのころから一緒なので「ことばがしゃべれるようになったの?」と聞かれるそうですが、いまではFちゃんにとっては優しいお姉ちゃんになっています。
 気持ちもしっかりして、伝えたいことはちゃんと私に言えるようになってきて、合同練習もママがいなくても参加できるようになり、本当にあっという間に大きくなりますね。

3人について、書いたところで、既に長文になってきました。
Y.T君の、放送委員長の話も印象的。はじめたころは、何事にも「僕は無理」という感じだったのに。こちらも、上級生の期待もせおってあっという間に大きくなりつつあります。中学生クラスから復帰するくらいの、長い目で見守るといいかな。
 
お引越しで新たに出会えたKさんのお話も、自分のパーティの子を振り返るきっかけにもなりました。CDを聞く機会というのは、子供にとっては本当にちょっとしたことで増えたり減ったりするんですね。
 旅人のマントを脱がす、北風と太陽ではありませんが、子供の気持ちのよりそって、強制とか、発表するからとかではなく、聞きたい状況を作っていきたいものです。

以前、Kさんとメールしたときに、「集会所の掃除を、大きい子たちが自主的にやり始めたのがえらい。」とほめていただき、これも大きい子に伝えたら喜んでいました。
 なんか、自分のパーティでは当たり前になっていることも、ほめて認めてもらえると嬉しいです。

中学生姉妹 RちゃんとKちゃんが共通の話題ができたので、お風呂も一緒に入ったりしてというのもとてもほほえましかった。
 うちなど、親子でもそうですが、いまだにラボという共通の話題があるので、ずっといろいろ語り続けています。T家の姉妹も、きっとこれからそうなるんじゃないかなという予感。
 いいタイミングで二人そろったなと思います!
初めてのところは積極的には行かなかったそうですが、この間、ハウランドに行ったときも、いろいろ仲良くなる仕掛けもあり、声をかけてくれる大きい子もいるしで、なんか人といるのが楽しくなるような要素があります。Kちゃんが、すごい自然体でテーマ活動にすっと入れるようになったことは特筆すべきことです。

Cちゃんの、家でははじけている姿。そのうちぜひ見たいものです。
ソングバード係りになったときなど、おざなりとか間に合わせでなく、本当に自分がやりたいものを、伝えてくるところもすごいなとよく思います。
 ちょっとしかやったことのないゲームも良く覚えているなあと感心することもあります。
Cちゃんは、小5くらいになったらどうなるのか、すごく楽しみ。

中高大生クラスのタイムテーブル

今日、保護者会がありましたが、短い時間では、日ごろの様子も伝えきれないので・・・。
中高大生のラボのタイムテーブルは、発表のないときは、こんな感じです。

今は、シニアメイト制をとっています。
毎週、中学生一人、高大生一人がペアになり、その日のクラスに責任を持つ。
タイムテーブル 盛り上げ方 テーマ活動も含めて。

Engilish time  英語セリフカルタ 構文作り等
Reading time  中学生は、テーマの友を見ず、自分たちで訳す。高校生はトラッドジャパンのテキストなどを読みます。
Folksong time  上手に人に教えられるようになるのが目標。
ナーサリーライムタイム  由来を調べて、となえます
テーマ活動タイム

このなかでEnglish Timeはテューター担当。毎回、中学生にも英語が楽しくなるように工夫しています。
あっというまの二時間です。

2011年5月23日月曜日

ラボ理事 藻谷さんのいう「人心をつかむスキル」に思うこと

 今、高4(留学のため)の娘が、高1になったときのこと。
「(公立)中学の調理実習は、全然、スムーズに進まなかったのに、今度の高校の調理実習は、私なんか何もしなくても、男の子も含めてどんどん進んで、さっさと出来上がった!」と驚いて報告したことがあります。
 いいことだと思いますが、それがだんだんすべてに及びだし、パーティの合同練習でもなんでも、いろんな年齢の子、個性の子がいるから、彼女にとって高校のようには進まないわけで、比較してうまく進まないもどかしさを感じているんじゃないかなと思ったことがあります。

 ラボより、外の世界のほうが、何でもレベル高くうまく進む。自分が目指すことも、やりたいことの充実感、達成度も。
 
 今は、15周年も仲間と一緒に本音で乗り越えて、小さい子の感性の鋭さもかわいらしさも思い出して、またラボでやることの充実感、楽しさ、個性豊かな仲間の良さを思い出したようで、違う感覚を持っているみたいですが、一時期、ラボより高校や、大学に近い各種団体で「スムーズにレベル高く」進むことに価値を見出しているように見えたときが、娘にありました。

 そんなときに、私が伝えたかったことは、藻谷さんのキャンプ感だったように思います。

 人間社会、いろんな人がいる。社会人になって自分が何かを達成しようとするとき、万が一、社内には自分と粒のそろった人しかいなくても、顧客となる人たちは、多様な人たちであるはず。その人たちと関わり、気持ちをつかむには、ラボのような異年齢、他地域、異文化のあるところで自分を鍛えたほうがいい。

 「人心をつかむスキル」 これを身体で高大生の多感なときに、獲得できる方法の一つがシニアメイト体験であると思います。
 

2011年5月18日水曜日

藻谷さん 「キャンプ運営に熱中、人心つかむスキル学ぶ」日経新聞

きのうの日経の夕刊に、藻谷さんの二回目が掲載されていました。

抜粋
英会話と国際交流活動が主体の学校外の団体にずっと所属していまして、ホームステイで初めて海外にもいきました。その団体の夏休みの恒例行事はキャンプです。高校生になると幼稚園児から大学生まで男女混ざった班の運営を任されるのですが、人心をいかにつかむかを実感として学びました。キャンプの現場というのは、学校の人間関係とも成績とも関係がない。どこの誰ともわからない集団の関心を、話す中身や声の出し方だけでどうひきつけるのか。
 以下略


 まさしくラボキャンプ。シニアメイト体験は、役立ちます。学級委員ができるということと、また意味が違うのです。


 

2011年5月17日火曜日

かいだんこぞう

子供たちのリクエストで、今月はすすめています。

今回は、ちいちゃんのアイデアで「かいだんこぞう」。やはりいろいろなライブラリーを聞いている子の存在は、みんなのとてもよい刺激になります。
 
 東京の団地に田舎から引っ越してきた「たけちゃん」が、まだ友達もできずに一人で階段であそんでいると、その足音を食べる、かいだんこぞうというGoblinがあらわれます。

 やってみると 音楽、かいだんこぞうのしゃべりかた、設定、すべてがあいまって、どこかしんとした情緒のある話になりました。

 はじめは、たけちゃん役のまなちゃんの足元に、ロードオブザリングに出てくるゴブリンのように、からみつくように、足音を食べようとしていた男の子たちも、お話が進むにつれて、ちょっと不思議なしんとした感じにみんななってくる。

それにしても、田舎にいくためにのったのが蒸気機関車らしく、びっくり。
 昔の設定の話なのに、さびしい気持ち 一人遊びするなかであらわれるふしぎなともだち? お父さんを思いやる子供の態度、いろいろ、今にも共通するものがあり、みんなで世界を共有しました。

 ラストが、「せんせいにきいてみよう」になっていたら、終わり方が気に入らなかったらしく、みんなで続きを書いてくることになりました。

はるかぜとぷう

小道具なしで、幼児さんとはるかぜとぷうをしました。

このお話に出合って15年ですが、どのメンバーで取り組むかでまだまだ新しい発見があります。

風船をとばすときも、いったいとぷうは、どこから風船を持ってきたんだろう?と思ったり。

けんかのシーンが、意外や意外。絵本をよーくみて、それぞれ「この子になりたい」というので見ると、自分なりに、気持ちがおさまる戦い方を、じっくり選んでいたり。
 こどもって、まだまだ本当はけんかだってしたっていい年齢。兄弟がいれば、取っ組み合いだってするし。
 
ライオンにQuiet!といわれるのは、本当にキライ。ここまで、感情移入できるから、逆に役の気持ちになってセリフをいうことも楽しめるのでしょう。

かしのきホテルにもどったあとは、今までみんなとぷうだったのに、絶対お母さんになるのです。
話の内容がわかってくるほどに、自分にとって嫌なシーンはさけて、楽しめるところだけ、悪い意味ではなく「役のつまみぐい」をするようになります。
 そうなると、なり手のないときのとぷうは、テューター。
ここでも発見があり、とぷうは、ライオンにどなられて、お母さんのところに戻ったものの、
Oh,Mommy,How did you know I was fighting?といってるくらいだから、けんかしたことは隠していたんだろうな~と、そしらぬ顔で私も帰宅。
 
 I know what you did by that whorl on your head.と渦巻きをしてきされると、急に、「けんかのしるしの渦巻きが一生、頭についたままだったらどうしよう。恥ずかしい。とって、とって。」という気持ちになり、お母さん役をしている子達に「とって~。」と頼みました。
 すると、みんな「かわいそう」と思ったのでしょう、一生懸命、ふいて「とれたよ。」といってくれました。
 たぶん、おうちでも自分がこまったときに、お母さんが助けてくれることも思い出してやってくれていたのかな。

 これだけ感情移入するなかで、耳にしている英語は、本当に実体験のようなもの。
来週は、「かいじゅうたちのいるところ」に、幼児メンバーでいくつもり。
 こわいかもしれないけど、マックスは王様になるんだから、みんなでがんばってみよう。

2011年5月16日月曜日

ラボ理事 藻谷浩介(日本政策投資銀行参事役)さんが、きょうの日経に。

ラボOB、藻谷浩介さんがきょうの日経新聞夕刊「人間発見」にのっていました。

「デフレの正体」の著者として知られる方です。
地域の問題をテーマに全国各地で3000回以上講演をしたそう。

自分を知り、その自分の好きなこと(地理マニアだそう)を社会に精力的に役立てている生き方がすごいと思います。

 どんなに優秀な人でも、他社を出し抜いて、人よりいくらもうけたというような大金持ちの生き方をする人には、私はあまり魅力を感じません。
 仕事が忙しくても、その仕事の内容そのものが自分の個性を生かせていて、忙しさは充実していることのあらわれ。
 やはり、自分を知ることは大切。

 そういえば、Y介も、声優になりたい!ということで、あまり親からは賛成されない感じで専門学校に行きましたが、ほんと、今、充実して勉強している感じが伝わってきます。
 18,19歳ぐらいのときに、自分が好きなことをとことん努力するのは、それからの人生に役立つ大きな財産をくれると思います。
 今度、夏合宿を一緒にするパーティのラボっ子OBが、森久保祥太郎さんという有名な声優さんだそう。私は詳しくないので、全然存じ上げなかったのですが、パーティで話したら、何人かの子が知っていました。
 ラボっ子で作った劇団で演じているところを、関係者の目にとまったとウィキペディアに書いてありました。

 いつか、うちのパーティの子も、有名になるかどうかは別として、自分を知り、その自分を生かして、社会の役に立つような大人になった、そんなニュースを楽しみにしたいと思います。


 つでになってしまいましたが、同じく今日の日経に「菅啓次郎」さんというラボっ子OB教授の書いている記事も掲載されていました。ライブラリー「聖なる大地をともに歩こう」の英語翻案と日本語を担当なさってくれた方です。 中部支部の林パーティのOBだそうです。

2011年5月14日土曜日

パイレーツ・オブ・カリビアン4 命の泉に出ている日本人

夫がめざましテレビをみていたら、パイレーツ・オブ・カリビアンに日本人がガーヘンという海賊役で出演していると特集していた。なんと、彼の昔の写真が出ると、「ラボと書いたTシャツ」を着ている写真だったそう。7歳から英語劇をやっていたというテロップも。
 私が帰宅すると、そのことを勢い込んで教えてくれたのですが、彼が硫黄島からの手紙などにでたことは、すでにラボテューターの間ではラボテューターの息子さんでがんばっている子として有名。
 でもパイレーツオブカリビアン出たことは知りませんでした。

ネットで調べると下記のようなプロフィールも。でも、ラボが「児童劇団」って書かれてる・・・。それは全然違うと思う(笑)。
 写真は、ガンピーさんの役?と思われるものと、高校生くらいで、生き生きと何かセリフをいっているもの二枚がうつっていました。YouTubeでチェックしました。でも、ほんと一瞬しか映ってないのに、ラボだと気づいた夫はすごい。


<松崎悠希さんのプロフィル>
 1981年生まれ、宮崎県出身。7歳から児童劇団に所属し、高校卒業後、単身渡米。ニューヨークのタイムズスクエアを中心にストリートパフォ-マンスを行うなどして俳優としてのキャリアをスタート。その後ハリウッドに移り、エドワード・ズウィック監督の「ラストサムライ」(03年)や、クリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」(06年)に出演。「ピンクパンサー2」(09年)では日本人捜査官役を演じた。松崎さんについてもっと知りたい方はブログ「ユウキの独り歩記」を参照(http://www.yukimatsuzaki.com/blog/)のこと。


上記の松崎さんのような活躍する話は、世間ではラボっ子とは知られていなくてもいろいろあり、たとえば日本政策投資銀行参事役の藻谷浩介さんもそう。

 中越典子(女優)、若田光一(宇宙飛行士)、佐藤隆太(俳優)のような方たちもラボっ子。
そして上記3人がテレビやラジオで、自分がラボをやっていたとか、国際交流にいったとか話しているのを、なぜか偶然に目にするのが、うちの夫です。
娘と私に「オレって、すごくない?」といってくるので、「ラボを支える使命のもとに生まれたんだね」ということにしてあります。


 

2011年5月10日火曜日

おばけのQ太郎をやりたい。

今月は、やりたい話を持ち寄って、プレゼンをしてから多数決で話を決めます。
8月の最後の夏活動報告会で、個人すがたり発表をしてほしいので、できれば自分がすがたりするほど好きなお話で動いてみてほしいなと思っていました。

 好きな話としてあがったのは、西遊記、ピーターパン、そらいろのたね、ワフ家。
でも、プレゼンのたとえとして私がとりあげた、オバケのQちゃんを、たかちゃんが、「やりたい」といいだして、みんなも興味を示してやることに・・・・。申し訳ない展開になってと思いつつ、結果は、Qちゃんを、かこ、さわコンビとりりで楽しくやりきって大成功。

ハンサムQというダイエットの話。
最初の運動のシーンでは、なぜかりりちゃんの指導で、3人で腹筋していました。

な ぜ か 、じゅんちゃんは、お母さんの役。
しょうちゃんの役は、たかちゃんが途中から引き受けてくれましたが、お父さん役がいいとのこと。
子供ごころに、たとえ自分と同じ小学生の役でもやりたくないという思いがあるみたい。そのあたりを探ってみるとおもしろそうでした。

ちょっとバリを連想させるような音楽の場面があり、そこは何をしてるのか、みんなで探ってみました。屋根の上で風を口にいれてるQちゃん。風にのっている感じの何かの歌なのか。
じゅんちゃんにふったら、だんだんとのってきて、私のイメージと同じような踊りが出始めました。

うわさ話をする女の子は、りりちゃん、じゅんちゃんが熱演。アドリブがんがんで、おもしろかったです。
はじめて聞く話なので、アドリブでCDが聞こえず、たかちゃんが「静かにして。CDが聞こえない」発言。うん、リーダーさんになったものです。

そういえば、開口一番、きょう、おれが一番年上?じゃあ、リーダー?と聞いてました。
越智Pには先輩がたくさんいるので、自然とリーダーに憧れるのかなと思います。いい傾向です。

きょうのお休みは、ちーちゃん、たっくん、まなちゃん、ようちゃん。
ようちゃんも無事退院できたとのこと、良かったです。また、落ち着いたらぜひ!

きょうは、蒸し暑かったけど「はるかぜとぷう」

幼児クラスは、発表会後初。

歌やナーサリーライムでの日々の発語と物語のセリフを思わずいいたくなるような状況作りをこころがけました。
幼児さんの場合、口がどれくらい動いてるかなもチェック項目です。

Pussy catのナーサリーライムをゲーム化して遊ぶのに、本当はキャンディ型のおもちゃを使いたかったのですが、見つからず。きょうは、小さいおもちゃのFrogをつかいました。
 「こねこちゃん、こねこちゃんじゃなくて、こがえるちゃん、こがえるちゃんだね。Pussy Frog」などといったら、爆笑していました。 かえるじゃ、ねずみをおどかせないね、とも。

きょうも発見がありました。
幼稚園の子についていくときに、姿が見えないように、後ろからついていくんじゃない?といわれ、そうか、とぷうが見えると思っているのかと知りました。
 けんかのシーンも、以外と、自分の戦いたい方法があるというのもおもしろかった。(笑)

さんざんとぶうになっていたくせに、最後のうずまきをふくシーンは、全員、お母さんになって、私の頭をごしごしふいてくれました。けんかしたのをお母さんにばれるシーンは嫌なんでしょう。
 久々にとぷうになってみて気づいたこと。
とぷうは、うちに帰った瞬間、何事もなかったようにふるまっていたはず。まさかけんかがばれるとも思わず。
 お母さんにうずまきを発見されて、けんかのしるしなんて残っていたら、どれだけはずかしかったことでしょう。「消して~。お母さん」と思ったことでしょう。

 やはり動いてみると、ただ聞いてるだけではわからないことをいろいろ考えます。これがテーマ活動の深さですね。

2011年5月2日月曜日

15周年記念発表会にお越しいただいたお客様へのごあいさつ

本日は越智パーティ15周年記念発表会にお越しいただき有難うございました。

大震災のあと、ここにこうして人と一緒にいられること、それだけのことがいかに幸せか、私とともにいてくださる一人ひとりに感謝したいとあらためて感じています。
自分は英語の先生にはむかないとずっと思っていました。私のなかでは英会話の先生は、帰国子女で自分の流暢な英語のおすそ分けを子供達にしているというイメージがあったからです。
 大好きな絵本やさんを通してラボと出あい、そこで子供の言語習得について、先輩から、仲間から、そして子供達本人から学ぶうちに15年がたちました。
 今では18歳になった娘に、「ママはこの仕事、天職と思う。」といわれます。
そこまで自信は持てませんが、ラボに出会っていない自分は、どんな子育てをして、どんな風に社会と関わる現在を迎えていたんだろうと思うとこわい気がします。
 先日、義妹とドイツ人男性との結婚式があり、その席でドイツ語しか話さないというご両親にお会いしました。他の親戚は、ことばがわからないから関わることができないという反応でした。ラボではことばと同時にこころで交流することの大事さを教わっています。
私は前日に日本にきたばかりで、大切な息子を日本で暮らさせることになるご両親の気持ちを考えたら、日本もいいところだとなんとか安心してもらいたいと必死で、気づいたら話しかけていました。第二外国語でならった1~10までのドイツ語の数のかぞえ方をきっかけに、あとは英単語でコミュニケーションをとっていました。
 一緒にごちそうを食べ、「美味しい」というドイツ語も教わるうち、帰りには、彼等がニコニコと「Big Family」と、私達をぐるりとさして嬉しそうに言ってくれました。
 子供達にも、これからもっともっとこんな体験をしてもらいたいと思います。
また、ラボの保護者の皆様にも、私がテューター仲間と関わることでしてきた新鮮な体験、新たな自分との出会いを体験していただきたいというあらたな構想を持ち始めています。
 この夏のラボキャンプのテーマ、ももたろうからも、また何か学びがあるとわくわくしています。これからも、越智パーティのラボっ子をふくめ、まだまだご迷惑もおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
                                  

 

2011年4月29日金曜日

15周年記念発表会

 ここのところ、中高大生ラボっ子がうちにいるのが日常になりつつありました。
それが普通みたいな。(笑)

 仕事としては、ここで冷静に小さい子も含めて、どう言語習得をしたか書くべきでしょう。
とりあえずいえるのは、小さい子にとってはそのお話が好きで合同練習等でやることも楽しいという状態だと、セリフだって自然と心にはいってきて「覚えちゃう」ということです。
 楽しいだけではなく、大きい子の真剣さがあると、そこにさらに無意識のうちにも小さいながらに憧れという気持ちも芽生え、さらに吸収力がアップします。

 言語習得をおいて、よかったなと思うことは、発表後の反省会で、「本当に思いがつまっているんだ。」とわかったこと。
 反省会が結構真剣で、私の中では「こんなにがんばったんだから、もう少しすかっとした達成感を持ってもいいのに。」という気持ちがあったのですが、「ちゃんと15周年の実行委員会を持つべきだった。」とか、小さい子の意見を拾いにいくにあたっていろいろ段階を踏もうとか・・・。
 
 一人の子が「普通これだけって人が思うことがあるとしたら、自分はその倍やる。」みたいな発言をして、(例 シニアをもし普通一回やるとしたら、自分は二回やる。)すると即座に「だったら私、それよりたくさんやる!」という声が出る。
 そこに「いいライバルがいていいね。」との声がかぶさる。

 ほんとに書ききれませんが、きょうは子供たちからことばの花束のプレゼントをもらった気分です。

 
 

 
 

2011年3月7日月曜日

合同練習 ピーターパン

ピーターパン役 4名。そのうち、通しでやるのが、たかちゃん。最初が、颯太君。真ん中で、子供たち全員で戦うときのピーターは、みおちゃん。ラストのフックと戦うところが、じゅんちゃんということで、試してみましたが、いい感じです。

特に、新入会の颯太君のピーターが、船べりをあがってくるところ、口でチックタックの音を上手に立てながら登ってくるところが上手でした。こうして、テーマ活動デビューしていくんですね。

中高生が考えたはじめの場面。バリの本を読むと、子供は生まれる前、(ケンジントン公園の池に浮かぶ)島に住む小鳥だったという設定があります。そこで、真ん中に集まって卵に入ったまま、ピーターパンとさけんだあとは、鳥になって飛んでいきます。
合同練習で伝えたところ、じゅんちゃんから、小さい子が真ん中で、外側に大きい子がいる方がいいというアイデアが。大きい子のほうが先に卵からかえって生まれているからということらしいのですが、そうすれば、鳥が飛び立つ順番もわかりやすいし、いいことずくめ。
みんなで感心しました。この日は、じゅんちゃんから、動きの本質的なところについて、いくつか直感からくるいいアイデアが出て、感心。
飛んでいる鳥は、すずめじゃなくて、鷹とか、すーっと羽をひろげて飛ぶのねと伝えると、じゃあないないないの国だから、鶴は千年生きるから、鶴は?ともいっていました。

ワニが舟にせまってくるところは、ふりこのように手を背景の人が振るのですが、そのリズムをおもしろがった、たっくん、ゆうたくんたちが、首を前後にふりはじめ、それもおもしろいと思いました。

この話は、翻訳を読んでみるとわかるのですが、ユーモア、人間観察の鋭さがあちこちにちりばめられています。バリは、子供のときに兄をなくし、悲嘆にくれる母をなんとか笑わせようと、町で観察したおもしろい人間模様を母によく話して聞かせたとか。海賊に対するおもろい表現などは、そこから来ていると思います。
その雰囲気を伝えるには、首の表現はいいかもしれません。
すると、たまきちゃんが、そっと、女の子はその表現はおかしいから、足を上下にリズムにあわせて動かすのはどう?と提案してくれました。

本当に、大きい子と小さい子で作り上げていくテーマ活動のよいところが出てきています。
年少のあいなちゃん、ゆなちゃんも、すっかりウェンディのひろこちゃんになついて、長い練習の間には、二人がピーターとは関係のないことですが、ひろこちゃんにいろいろと話しかけている声が聞こえてきました。二人がウェンディのセリフをいう姿は、可愛かったです。
 二人は、優介のフックが、ワニをこわがって泣きまねをすると、おもしろそうに眺めていました。

高校2年で、ホームステイにも参加したひろこちゃんですが、きのうもいい働きをしていました。
司会のもえちゃんも、がんばっていたし、全員のいいところを書きたい感じです。
たけのこが、話し合いのときなど、つねに膝に二人の男の子をのせている様子も、本当にほほえましかった。あんなに細かったたけちゃんが、いつのまにか蒼君を肩車してマストを表現したりできるまでにたくましくなるとは。

今、優しく遊んでもらっている子たちが、そのうち憧れられるお兄ちゃんお姉ちゃんたちになっていきます。大きい子が英語のセリフを難なく言ってのけているその臨場感に、自分も英語を言おうという気持ちが育ちます。
 
まだ歌の踊りが決まらず・・・。ここは、あえて後にとっておくのはどうかという意見も出てきています。

2011年3月2日水曜日

中学生たちが小学生クラスに引き続き来てくれています。

小さい子たちの考え、気持ちをくんで発表を作っていこうという目標が今回はあるので、ゆうな、たけが、また来てくれました。

今回は、小学生は全員、子供たちの役で、海賊役がいないので、中学生がいないと、私が一人で海賊役を全部やりつつ、背景の表現も教えることになるところを、助かっています。

ゆうたくんは、今日から音楽だけのCD?と、既に意識して、セリフを覚えて言おうとがんばっています。
たぶん、前回の発表までの流れを覚えているのでしょうね。頼もしいです。

ゆいちゃんも、車の中でCDを聞いてるよと教えてくれました。
しゅんちゃんは、この話のテーマは「ピーターの正義感(こういう表現ではありませんでしたが)」と
とらえてました。物語の中味や、テーマ活動をしていて気づいたことを語らせたら彼の右に出る人はいないでしょう。こういう抽象的なことを、小さいうちから考えさせる習慣をつけると、IQが高くなるそうですよ~。

ゆうなちゃんが、役なしの背景なのですが、大活躍です。いつも、次は何の場面かを考えて、私と一緒ににこにこと穏やかに背景をやってくれています。

たまきちゃん、動きについて気づいたことを、いつもそっと教えにきてくれます。最近、たまちゃんには、読む英語もどんどんおはなし日記の宿題に導入しています。

あおい君は、ピーターシリーズを聞き込んで、すごく詳しくなっていて、私も負けそうです。

新しく入った颯太君、最初の音楽にぴよぴよという鳥の声が入っていることに注目して、私に教えにきてくれたり、いい感じにラボが入ってきています。ピーター役もあっています。

2011年3月1日火曜日

もうナレーションを覚えてきてる!

今週の火曜日クラス。ちーちゃんが、自分のナレーションをきれいにしっかりいえたので、全員で目を見張ってびっくり。

あとでお母さんにうかがったところ、DSにピーターの入ったSDカードをいれて、速度をゆっくり設定で、聞き取れないところは聞くという練習をしてみたとのこと。
今は、そんな方法もあるのですね。

この日は、あんなちゃんが中高生クラスにうつるので最後の日。
みんなに、手作りのベルギーワッフルを作ってきてくれました。(美味しかった!)
一人ずつが、もらう前にあんなちゃんに一言メッセージ。
みんな、「いいリーダーでいてくれて有難う」という類の心のこもったメッセージを伝えていました。
いい会でした!

あんなちゃんから、次のリーダーを託されたのはようちゃん。やる気でいてくれます。
ただ、サブリーダーを誰にするかで少々もめてます。

2011年2月6日日曜日

シリア人社員のできること

テレビで、外国人社員が日本の企業で売り上げを伸ばしている特集をやっていました。
そのなかで、「これ、私が日本人ができるようになるべき!」と思っていたことを
シリア人社員の方が実現している例がありました。

プラネタリウム関連で海外からも評価の高かった会社。でも、海外に売り込む手段を持っていなかった。ところが、アラビア語、ロシア語、英語、日本語ができるシリア人社員を迎え入れたところ、
インターネット等で問い合わせのあった商談を次々にまとめていったとのことでした。
すごい。
これからは日本にいながらにして、海外に発信していく時代がくる。そのときには、日本のことを日本人が自分たちで英語で語れるようにならないとと思います。

シリアの社員は、たしかプラネタリウムにとても興味を持っていたとか。自分の会社の商品に情熱をもってくれて、なおかつ日本語もできる可能性は・・・・?そこに期待するより、日本人自身が、英語を使い、なおかつ海外の人と接することに気後れしない人にかわっていきましょう。

2011年2月2日水曜日

ピーターパン 今週の様子

幼児、小学生が楽しんでいる場面。
ピーターがワニの音をたてながら、やってくるところ。
子供たちが船倉に隠れるところ。
海賊たちと戦うところ。
最後にフックがワニにのみこまれる。

水曜クラスでは、ゆいちゃんがフック。そうちゃんが、ピーターをやりました。
そうちゃんが、きらきらした目で「殺すのだいすきって、いってるのこわいね。」といいにきました。
聞いて、感じて、それを伝える。これがある子は、ことば、英語がしっかり伸びて生きます。

今週も、中高生が、小学生クラスにきてくれました。その趣旨は、小学生の感じていることをひろう能力をあげ、それをテーマ活動の動きに取り入れる。

最近、子供たちが気づいたこと。
三話で、ティンクが死にそうになったとき、「子供たちが、信じれば救われる」といってるのだから、「心の中に生きている」ということ。
子供は、ムチをこわがるけど、大人(海賊)のこわさを知らないように思う。
時計をこわがるのは、大人が時間に追われているということ?

2011年1月20日木曜日

中高生クラス ピーターパン

先週、抽象画のピーターパンの絵本をみんなで見て話し合い、今週は、自分の疑問を10個ぐらい持ち寄ろうといことになっていました。
みんな、一枚にCDから、よくいろいろなことを考えていると思います。
聞いていて、不思議に思うことがあって、それを話し合える仲間がいるというのはいいものです。
一人の話に、人が付け加えることで、新たな発見がうまれる現場、という感じです。

○子供たちはフックにつかまっているのに、いがいと怖がっていない。
○かえって、海賊のほうがフックをこわがっている。
○子供は、海賊のこわさ、つまり大人の怖さを知らないから、怖がらないのでは?
○絵本の見返し 表表紙と裏表紙の左右反転のつくりは、大人になって物事をいろいろな方向から見ることの暗示?

○宵の明星の存在が不思議。「目をとじて」 という言葉が出てくるが、これは子供が寝るときの読み聞かせのような、言い聞かせているような感じ。

○ピーターのマークは星だから、親子?ジョンが大人になったとか?
○絵本の英語が書いてあるページの色が、そのページごとに違う!
○「今度こそフックかぼくか」という対立構造がくっきり。
○ウェンディというのは、一人、ないないないの国に来る前にいた場所、「家」を覚えている存在。
他の子より年が上。思春期をむかえている存在。
○自分の血をみて取り乱すということが、あらわしているのは?
○ワニの存在は、時間?大人になると時間に追われるという意味もあるのか?
○ピーターが、自分の家にかえってみたときに、お母さんが他の赤ちゃんを抱っこしている姿をみてショックを受けたというが、実は、自分の意識が分離していたのであって、それは自分だったのでは?
○作者バリの兄が8歳で死んでいて、そのときの姿で、母親の心に永遠に残っていたということも、ピーターがずっと子供のままというところ現れているのでは?
○大人になりたくないピーターも、父親ごっこはしている。お父さんにはなりたかったのか?

動きについて
○殺された海賊の処理どうする?(笑) イメージとして、死んだ瞬間に霧のように消滅する感じがある。
○背景 血がくずれる 血を何ととらえて、何がくずれるのかを考えないと。
○フックがやられたらふらふらして、みんなでワニになる。
○船倉にいるとき、海賊の存在をどうやって消すか?後ろ向きになるか。

2011年1月12日水曜日

ピーターパンの絵本と中高生

小さい子たちとどう取り組んでいくか、また楽しい宿題を出してみるのも良いねなどと話す中で、絵本を眺めてみました。
みんなで見ると、あの抽象画が迫力をもって迫ってきました。
これは何を意味するんだろうなとどいって、じっくり見始めると、次々にみんなの連想がとまらなくなり、なんと、この絵をじっくり見たことで、「がぜん、やる気がでた!」という人や「なんだかコワイ。きょうからこのCD聞けない。」といって怖がる子も。
  
 抽象画の持つ力を再認識しました。

小学生のA君が、ピーターパンのCDは、なぜ響いているみたいに聞こえるの?と私に聞いてきたことがあって、「?」で、じゃあ、今度私も聞いてみるねといったまま、放置してました。
なんときょう、中学生のTが、「響いて聞こえる」というので、みんなで聞いてみました。なんと、やまびこのように、小さく同じセリフがところどころ聞こえてくるのです!
 A君がいっていたことはこれだったんだとびっくりすると同時に、響く意味がわからないので、みんな、1から4までもう一度きいて、疑問に思ったことを10個は書き出してこようということになりました。

2011年1月11日火曜日

きょうのクラスの様子

幼児クラス
 ハンプティダンプティ、 プシーキャットを口ずさみながら動きをつけて、意味理解をしました。
各リーダーも順調。
ロージーちゃんのひみつは、長いので、最初の部分のみを遊びました。
はじめは、ロージーちゃんのセリフをリピートしていましたが、慣れてきたので自分の秘密を教えました。
「私は本当は大人なんだよ。」といってみましたが、みんなキョトンとしてました。当たり前と思ったのか・・・。
ひみつを教えることは嬉しいらしく、「本当はぶどうじゃなくて、パイナップルが好きなんだ。」とか、「パティシエールになるんだ。」とか、きらきらした瞳で答えてました。
 「ひみつ」っていわれてることを、聞く、それだけでわくわくしました。おうちでも、ノックを三回してみてください。

 小学生クラスは、Ezekiel saw the wheelとHe's got the whole world in His hand,
今月のSBをゲーム化して歌えることを目指しました。
 
 大人にならないピーターパン。大人とは?子供とは?そんなことを話しました。
子供のときは、おままごとや戦いごっこするよね?
何も入ってないままごとのおちゃわんでも本当に入っているつもりで遊んだでしょ?
死んでないのに「いま、おまえ、打たれたよ。」とかいわれて死んだふりしたり。
でも、大人が、会社とかで書いたふりごっこしてたり、ビール入ってないのについだふりする?
しないよねえ。
 子供のときって、あるつもり、で想像力をつかって遊んで楽しめるんだよ。だから、ピーターパンも、どんな舟にのっていたのか、どんなにおいがしたのか、全部、本当にあるつもりでやろう!と話していると、みんなそのうちに本気になってきました。

 私が「ピーターがそこから入ってきて、いまテューターのことつっついた~。」「あれ、今は、Kちゃんの後ろにかくれちゃったよ。」「飛んでドアのほうにいった」などいううちに、みんなも、「今、そっちいった。」とか、本当にいるかのようにふるまいはじめました。
 この反応のよさ、大人の保護者会でやってもなかなかこうはいかないでしょう。やっぱり、みんな「ないないないの国」の住人です。

2011年1月8日土曜日

英語のできる「どういう」子に育てるか 今年の5つの目標

1 老若男女誰とでも、どこの国の人とでも、心を開いて話しのできる子に
2 英語が使えることで、自分の世界を広げられるように

この二つを目標としてラボを運営してきました。

ラボっ子家庭で、今までに受け入れた子達も、再度、日本に来ている子もいます。
パーティで受け入れした5人のうち、R君、Nちゃん、Mちゃんの3人は、一ヶ月のホームステイの後、大学生になり長期留学で再来日しています。
R君、Mちゃんも、暖かく受け入れてくれた日本人家庭との交流のおかげで、再来日する勇気も持てたのではないでしょうか?
3 私たちが、英語を学ぶ、環境に触れると同時に、ウィンウィンで、海外の方にも、日本を伝えることで、異文化体験してもらう面を増やす、これも、今年の目標です。

話は飛びますが、印象的だったのは昨年の夏のMちゃんのホームステイ。
ホストファミリーが「Mからとてもたくさんのことを学んだ。」といってもらえたこと。
「道」という漢字が、ファミリーにあり、でも意味はわからなかった、そこをMちゃんが、ROADのこと、と教えるとか。日本料理を作るとか。
これは、受け入れるホストファミリーの側に、既に過去に日本人家庭にホームステイした女性がいて、異文化を理解したいという下地があったことが大きいと思います。今、ラボのホームステイは二世代目に入ろうとしています。二世代目交流が引き続き行われることで、お互いがより深く理解しあえる上に、それを喜びと思えるようになる時代が来ると思います。
ラボは45年も続いているのに、いまだマイナーです。マイナーであることで、多くのテューター達が会員募集等でくじけそうになっています。
今くじけずに続けることで、今年誕生する子供が社会に出る二十数年後には、本人も楽しみながらグローバルに活躍できる人が増えているはず。
本人にとっても、子育てをする親にとっても、いろいろな国、世代の人と関わることが自分にとって楽しいと思える環境。
ということで、目標4 二世代目の国際交流を続ける 会員募集をさぼらず続ける

今年の1月3日の日経新聞の社説に「グローバルに活躍できる人をもっと多く」とありました。
韓国企業は、インドでカギのかかる冷蔵庫を商品として投入しシェアを広げたとのこと。これは、多くの韓国企業の駐在員は家族帯同でインド、中東に長く住み、現地の人とのネットワークを広げ、現地のニーズをひろえるからだそう。
三菱商事は今年から若手を全員、新興国などに派遣して、「早いうちに異文化を体験する重要性を強調」している模様です。
 TOEICの点数、英検合格が結果としてできる子を育てるとしても、私の目標は点数ではなく、5 異文化を受け入れる下地を、楽しく子供たちに与えることです。
 それはちょこっとした英会話、英語圏の人と週一一時間触れるなどということだけでは、身につかないものです。逆に言えば、日本にいて、日本人の親でも、考え方の違うよそのご家庭と何か共同作業をすること、または、食材の買い物等、身近なことで、海外の存在を日常的に子供たちに伝えること、そんなことで、異文化体験は育ちます。
 子供にとっての異文化体験は、あらゆる場面で育ちうることを、今までの経験をもとに、皆さんにお伝えしていくのは、私の目標です。
今年も提供していく予定のすべてのプログラムに、まんべんなく積極的に参加していただく、これだけで、異文化体験は育っていきます。育つポイントは、いい意味でご家庭も巻き込まれていただくこと!
 親も一緒にテーマ活動、せめてフォークソングでも共有、親子で支部等の大きい発表会を見に行く、交流会や保護者会に積極的に参加していただくことで、自然と育っていきます。
 中高生以上のお子さんの場合は、子供だけを親から手放して積極的に外に出して、仲間とのつながりで、責任感、自立心を育てることが必要です。仲間や尊敬する先輩の力が、子供を育ててくれます。

個人的目標ですが、ブログをこまめに更新。保護者の方とお話する時間ととる。子供の体力に負けない体力づくりも目標です!

「原宿で、英語を話している人、かなり見かけた」の感想

娘が先輩と原宿のバーゲンに行き、帰ってきての感想。

「時代は変ってるね。ほんと、英語やってて良かった」とのこと。

本当にそう思います。15年前、日本国内の会社で海外の人が働くのが普通になったり、社内公用語が英語になるところが出てくるとこまでは私にはイメージできていませんでした。

でも、今のラボメソッドの基礎を作った先輩テューター達は違ったんですね。
40年前、小学生だったわが子は、一ヶ月間程行われていたラボキャンプや、友達のテューターに預けて、一ヶ月の引率者として、海外へいっていた行動力のある先輩女性たちの見識の高さ。
海外でテューター自らがホームステイや交流を体験し、これからの子供たちに必要なことを確認し、それをプログラムの中に取り入れていったこと。
それが、今の子供たちがグローバルに活躍できる能力を獲得できるプログラムとして生きています。

留学生交流会に、まずその視野の広さが現れていると思います。地区で何十年も脈々と続いている交流会。
一ヶ月ホームステイで日本に来るのは北米、オーストラリアの青少年たち。
でも、この一泊交流会では、中国、韓国、マレーシア、ウガンダ、フィンランド、過去にはバングラデシュやフィジーなど、本当にいろんな国からの留学生をお招きしています。
私がラボをはじめて、これに参加するようになったころ、会員さんのご家庭から、「なぜ英語圏の人でないのか?英語を習っているのに。」と質問されたこともありましたが、今はなくなった質問です。

11月に行われた留学生交流会では、高大生以上のプログラムで自己紹介をしてくださいというと、
中国の留学生たちは、次々と英語で自己紹介しはじめました。
韓国の留学生は、逆にすごく上手な日本語で、「ここで英語と思っていなかったので、日本語でいいですか?」と苦笑い。

中国の留学生の英語自己紹介は、名前とよろしくお願いしますくらいの簡単なものだったので、それが流暢な英語かどうかまで知ることは出来ませんでしたが、とりあえず、物怖じせずに英語を使う態度に好感が持てました。そして彼らが、共通語は英語だと自然に思っていることも深く印象に残りました。

英語をならっているといっても、「英検」やTOEICを目標に上げているのでは、グローバルな人材には育てられません。
ベルリッツの会長、内永ゆみ子さんが先日、テレビでのインタビューに答えていたことば、「コミュニケーション能力が必要。TOEICで何点をとったがすべてなんじゃなくて、それをどう使っていくかが大事。」という言葉に、深く共感します。

2011年1月5日水曜日

ピーターパンに決定!

年末の実行委員会で、中高生が持ち寄った、お話にちなんだゲーム。
どれもいいアイデアで、幼児さんから高校生までみんなで楽しみました。

ひとうちななつとピーターパン、動く前にみんなの意見を聞いたところ、小さい子ほど、ピーターパンがいいとのこと。

二つのお話を、じっくり遊んだあと、決をとると、なんと10対10。
その後の小さい子たちの意見の言い合いのすばらしかったこと。
幼稚園生まで、手を上げて、なぜピーターパンがやりたいか、一言ずつ意見をいってました。

この世の中、日本の若者は自分の意見をいえないと批判されがち。この子達は、そんなこととも無縁だなと、年頭から希望を持ちました。

小さい子たちは、とてもいい感じに中高生になついていました。プレイルームから入会して、今、中学一年のHちゃんのひざにもずっと、幼稚園生がのっていました。ほんと、成長したなと嬉しくなりました。

きょうは、物語の理解は、本質的なところは小さい子たちのほうがずっとよく理解していたかな。
大きい子達は責任感があるので、これから発表まで、小さい子たちをひきつけけて、英語も日本語も伝わるものにするために、どうやっていけばいいか、真剣に考えていきます。

小学生が、しっかりしてきました.自分たちがやりたいといった話、ピーターパン。中高生は、全員、ひとうちななつを押していました。
みんなでディベートのように話し合って、自分たちの意見が通ったということで、小学生たちの自覚が全然違います。
帰りに、「よし、がんばるぞ!」とつぶやいていった小学生もいました。こんなことは、はじめて。