こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2011年5月28日土曜日

「おまえ、もう道にまような!」

きょうは、合宿の実行委員会が国領でありました。

わがパーティのK。またまた迷ってしまいました。会が終わるころに到着といっても大げさではない遅刻。

これは、テューターの力ではどうにもならんなと思い、同世代の男の子に「遅刻するなっていって」と頼んだときの言葉。
ひとこと「おまえ、もう道に迷うな!」
なんか、仲間の間にある、あったかい空気を感じました。
最近の子達って、とっさに打つケータイになれているせいか、一瞬のことばに、ユーモアと気遣いが含まれて感心することが多いです。

 中二のM子ちゃんが、ホワイトボードに記入する関係で「名前いって!」といわれて、「M子」と名乗ったら、高校生男子実行委員長と副実行委員長が両方、「M子」とやまびこのようにまねっこ。
 たぶん、M子ちゃんの口調が可愛かったからだと思うけど・・・。

それを聞いていたほかの高校生男子が、「いやあね、おじさんたちって。」とつぶやくので、おかしかった。高校生もおじさんか・・・。

 パーティをこえて、和気藹々として、いい合宿になりそうな雰囲気です。

2011年5月27日金曜日

北欧のティーカップとニューヨークスタイルのお菓子で開きたかった保護者会

実際には、ピーカブーのワッフルと紙コップ・・・。

Ochi Cafeを食器やメニューでも彩りたかったのですが、実際には、参加していただいた皆さんのお話と笑顔で彩られ充実した時間を、過ごさせていただいました。

 皆さんのエピソードが素敵でした。
Kちゃんが、ラボで前向きになったことで、他のことも良くなってきたこと。
子供って、自己啓発本を読むわけでもないし、自分を奮い立たせるための自分なりのノウハウを持っているわけでもないので、何か一つのことが良くなると、その心の有りようが、他にもうつってくるのかもしれませんね。

Sちゃんと二人でやったハンサムQは、本当に楽しそうにやっていました。もともと、テーマ活動の中にいるのは、天性のものもあり、好きなお子さん。それを、発表前は嫌という感じの空気を作らないのがテューターの腕も見せ所でもあるし、言葉かけも大事なんだろうと思いました。

A君は、ひとりで自分でセリフを覚えていたというのも感動。あの年齢で、そこまで自分でやったんだなというのがすごい。クラスでも、穏やかで、そしていろいろ意見をいいながら取り組んでいます。
一学年下の男の子たちが、すぐじゃれるのに比べると、ほんと落ち着いています。
 英日カルタは、今回はまだやっていませんが、かなり聞き込んだので、とれると思います。

Aちゃんも、まだ赤ちゃんのころから一緒なので「ことばがしゃべれるようになったの?」と聞かれるそうですが、いまではFちゃんにとっては優しいお姉ちゃんになっています。
 気持ちもしっかりして、伝えたいことはちゃんと私に言えるようになってきて、合同練習もママがいなくても参加できるようになり、本当にあっという間に大きくなりますね。

3人について、書いたところで、既に長文になってきました。
Y.T君の、放送委員長の話も印象的。はじめたころは、何事にも「僕は無理」という感じだったのに。こちらも、上級生の期待もせおってあっという間に大きくなりつつあります。中学生クラスから復帰するくらいの、長い目で見守るといいかな。
 
お引越しで新たに出会えたKさんのお話も、自分のパーティの子を振り返るきっかけにもなりました。CDを聞く機会というのは、子供にとっては本当にちょっとしたことで増えたり減ったりするんですね。
 旅人のマントを脱がす、北風と太陽ではありませんが、子供の気持ちのよりそって、強制とか、発表するからとかではなく、聞きたい状況を作っていきたいものです。

以前、Kさんとメールしたときに、「集会所の掃除を、大きい子たちが自主的にやり始めたのがえらい。」とほめていただき、これも大きい子に伝えたら喜んでいました。
 なんか、自分のパーティでは当たり前になっていることも、ほめて認めてもらえると嬉しいです。

中学生姉妹 RちゃんとKちゃんが共通の話題ができたので、お風呂も一緒に入ったりしてというのもとてもほほえましかった。
 うちなど、親子でもそうですが、いまだにラボという共通の話題があるので、ずっといろいろ語り続けています。T家の姉妹も、きっとこれからそうなるんじゃないかなという予感。
 いいタイミングで二人そろったなと思います!
初めてのところは積極的には行かなかったそうですが、この間、ハウランドに行ったときも、いろいろ仲良くなる仕掛けもあり、声をかけてくれる大きい子もいるしで、なんか人といるのが楽しくなるような要素があります。Kちゃんが、すごい自然体でテーマ活動にすっと入れるようになったことは特筆すべきことです。

Cちゃんの、家でははじけている姿。そのうちぜひ見たいものです。
ソングバード係りになったときなど、おざなりとか間に合わせでなく、本当に自分がやりたいものを、伝えてくるところもすごいなとよく思います。
 ちょっとしかやったことのないゲームも良く覚えているなあと感心することもあります。
Cちゃんは、小5くらいになったらどうなるのか、すごく楽しみ。

中高大生クラスのタイムテーブル

今日、保護者会がありましたが、短い時間では、日ごろの様子も伝えきれないので・・・。
中高大生のラボのタイムテーブルは、発表のないときは、こんな感じです。

今は、シニアメイト制をとっています。
毎週、中学生一人、高大生一人がペアになり、その日のクラスに責任を持つ。
タイムテーブル 盛り上げ方 テーマ活動も含めて。

Engilish time  英語セリフカルタ 構文作り等
Reading time  中学生は、テーマの友を見ず、自分たちで訳す。高校生はトラッドジャパンのテキストなどを読みます。
Folksong time  上手に人に教えられるようになるのが目標。
ナーサリーライムタイム  由来を調べて、となえます
テーマ活動タイム

このなかでEnglish Timeはテューター担当。毎回、中学生にも英語が楽しくなるように工夫しています。
あっというまの二時間です。

2011年5月23日月曜日

ラボ理事 藻谷さんのいう「人心をつかむスキル」に思うこと

 今、高4(留学のため)の娘が、高1になったときのこと。
「(公立)中学の調理実習は、全然、スムーズに進まなかったのに、今度の高校の調理実習は、私なんか何もしなくても、男の子も含めてどんどん進んで、さっさと出来上がった!」と驚いて報告したことがあります。
 いいことだと思いますが、それがだんだんすべてに及びだし、パーティの合同練習でもなんでも、いろんな年齢の子、個性の子がいるから、彼女にとって高校のようには進まないわけで、比較してうまく進まないもどかしさを感じているんじゃないかなと思ったことがあります。

 ラボより、外の世界のほうが、何でもレベル高くうまく進む。自分が目指すことも、やりたいことの充実感、達成度も。
 
 今は、15周年も仲間と一緒に本音で乗り越えて、小さい子の感性の鋭さもかわいらしさも思い出して、またラボでやることの充実感、楽しさ、個性豊かな仲間の良さを思い出したようで、違う感覚を持っているみたいですが、一時期、ラボより高校や、大学に近い各種団体で「スムーズにレベル高く」進むことに価値を見出しているように見えたときが、娘にありました。

 そんなときに、私が伝えたかったことは、藻谷さんのキャンプ感だったように思います。

 人間社会、いろんな人がいる。社会人になって自分が何かを達成しようとするとき、万が一、社内には自分と粒のそろった人しかいなくても、顧客となる人たちは、多様な人たちであるはず。その人たちと関わり、気持ちをつかむには、ラボのような異年齢、他地域、異文化のあるところで自分を鍛えたほうがいい。

 「人心をつかむスキル」 これを身体で高大生の多感なときに、獲得できる方法の一つがシニアメイト体験であると思います。
 

2011年5月18日水曜日

藻谷さん 「キャンプ運営に熱中、人心つかむスキル学ぶ」日経新聞

きのうの日経の夕刊に、藻谷さんの二回目が掲載されていました。

抜粋
英会話と国際交流活動が主体の学校外の団体にずっと所属していまして、ホームステイで初めて海外にもいきました。その団体の夏休みの恒例行事はキャンプです。高校生になると幼稚園児から大学生まで男女混ざった班の運営を任されるのですが、人心をいかにつかむかを実感として学びました。キャンプの現場というのは、学校の人間関係とも成績とも関係がない。どこの誰ともわからない集団の関心を、話す中身や声の出し方だけでどうひきつけるのか。
 以下略


 まさしくラボキャンプ。シニアメイト体験は、役立ちます。学級委員ができるということと、また意味が違うのです。


 

2011年5月17日火曜日

かいだんこぞう

子供たちのリクエストで、今月はすすめています。

今回は、ちいちゃんのアイデアで「かいだんこぞう」。やはりいろいろなライブラリーを聞いている子の存在は、みんなのとてもよい刺激になります。
 
 東京の団地に田舎から引っ越してきた「たけちゃん」が、まだ友達もできずに一人で階段であそんでいると、その足音を食べる、かいだんこぞうというGoblinがあらわれます。

 やってみると 音楽、かいだんこぞうのしゃべりかた、設定、すべてがあいまって、どこかしんとした情緒のある話になりました。

 はじめは、たけちゃん役のまなちゃんの足元に、ロードオブザリングに出てくるゴブリンのように、からみつくように、足音を食べようとしていた男の子たちも、お話が進むにつれて、ちょっと不思議なしんとした感じにみんななってくる。

それにしても、田舎にいくためにのったのが蒸気機関車らしく、びっくり。
 昔の設定の話なのに、さびしい気持ち 一人遊びするなかであらわれるふしぎなともだち? お父さんを思いやる子供の態度、いろいろ、今にも共通するものがあり、みんなで世界を共有しました。

 ラストが、「せんせいにきいてみよう」になっていたら、終わり方が気に入らなかったらしく、みんなで続きを書いてくることになりました。

はるかぜとぷう

小道具なしで、幼児さんとはるかぜとぷうをしました。

このお話に出合って15年ですが、どのメンバーで取り組むかでまだまだ新しい発見があります。

風船をとばすときも、いったいとぷうは、どこから風船を持ってきたんだろう?と思ったり。

けんかのシーンが、意外や意外。絵本をよーくみて、それぞれ「この子になりたい」というので見ると、自分なりに、気持ちがおさまる戦い方を、じっくり選んでいたり。
 こどもって、まだまだ本当はけんかだってしたっていい年齢。兄弟がいれば、取っ組み合いだってするし。
 
ライオンにQuiet!といわれるのは、本当にキライ。ここまで、感情移入できるから、逆に役の気持ちになってセリフをいうことも楽しめるのでしょう。

かしのきホテルにもどったあとは、今までみんなとぷうだったのに、絶対お母さんになるのです。
話の内容がわかってくるほどに、自分にとって嫌なシーンはさけて、楽しめるところだけ、悪い意味ではなく「役のつまみぐい」をするようになります。
 そうなると、なり手のないときのとぷうは、テューター。
ここでも発見があり、とぷうは、ライオンにどなられて、お母さんのところに戻ったものの、
Oh,Mommy,How did you know I was fighting?といってるくらいだから、けんかしたことは隠していたんだろうな~と、そしらぬ顔で私も帰宅。
 
 I know what you did by that whorl on your head.と渦巻きをしてきされると、急に、「けんかのしるしの渦巻きが一生、頭についたままだったらどうしよう。恥ずかしい。とって、とって。」という気持ちになり、お母さん役をしている子達に「とって~。」と頼みました。
 すると、みんな「かわいそう」と思ったのでしょう、一生懸命、ふいて「とれたよ。」といってくれました。
 たぶん、おうちでも自分がこまったときに、お母さんが助けてくれることも思い出してやってくれていたのかな。

 これだけ感情移入するなかで、耳にしている英語は、本当に実体験のようなもの。
来週は、「かいじゅうたちのいるところ」に、幼児メンバーでいくつもり。
 こわいかもしれないけど、マックスは王様になるんだから、みんなでがんばってみよう。

2011年5月16日月曜日

ラボ理事 藻谷浩介(日本政策投資銀行参事役)さんが、きょうの日経に。

ラボOB、藻谷浩介さんがきょうの日経新聞夕刊「人間発見」にのっていました。

「デフレの正体」の著者として知られる方です。
地域の問題をテーマに全国各地で3000回以上講演をしたそう。

自分を知り、その自分の好きなこと(地理マニアだそう)を社会に精力的に役立てている生き方がすごいと思います。

 どんなに優秀な人でも、他社を出し抜いて、人よりいくらもうけたというような大金持ちの生き方をする人には、私はあまり魅力を感じません。
 仕事が忙しくても、その仕事の内容そのものが自分の個性を生かせていて、忙しさは充実していることのあらわれ。
 やはり、自分を知ることは大切。

 そういえば、Y介も、声優になりたい!ということで、あまり親からは賛成されない感じで専門学校に行きましたが、ほんと、今、充実して勉強している感じが伝わってきます。
 18,19歳ぐらいのときに、自分が好きなことをとことん努力するのは、それからの人生に役立つ大きな財産をくれると思います。
 今度、夏合宿を一緒にするパーティのラボっ子OBが、森久保祥太郎さんという有名な声優さんだそう。私は詳しくないので、全然存じ上げなかったのですが、パーティで話したら、何人かの子が知っていました。
 ラボっ子で作った劇団で演じているところを、関係者の目にとまったとウィキペディアに書いてありました。

 いつか、うちのパーティの子も、有名になるかどうかは別として、自分を知り、その自分を生かして、社会の役に立つような大人になった、そんなニュースを楽しみにしたいと思います。


 つでになってしまいましたが、同じく今日の日経に「菅啓次郎」さんというラボっ子OB教授の書いている記事も掲載されていました。ライブラリー「聖なる大地をともに歩こう」の英語翻案と日本語を担当なさってくれた方です。 中部支部の林パーティのOBだそうです。

2011年5月14日土曜日

パイレーツ・オブ・カリビアン4 命の泉に出ている日本人

夫がめざましテレビをみていたら、パイレーツ・オブ・カリビアンに日本人がガーヘンという海賊役で出演していると特集していた。なんと、彼の昔の写真が出ると、「ラボと書いたTシャツ」を着ている写真だったそう。7歳から英語劇をやっていたというテロップも。
 私が帰宅すると、そのことを勢い込んで教えてくれたのですが、彼が硫黄島からの手紙などにでたことは、すでにラボテューターの間ではラボテューターの息子さんでがんばっている子として有名。
 でもパイレーツオブカリビアン出たことは知りませんでした。

ネットで調べると下記のようなプロフィールも。でも、ラボが「児童劇団」って書かれてる・・・。それは全然違うと思う(笑)。
 写真は、ガンピーさんの役?と思われるものと、高校生くらいで、生き生きと何かセリフをいっているもの二枚がうつっていました。YouTubeでチェックしました。でも、ほんと一瞬しか映ってないのに、ラボだと気づいた夫はすごい。


<松崎悠希さんのプロフィル>
 1981年生まれ、宮崎県出身。7歳から児童劇団に所属し、高校卒業後、単身渡米。ニューヨークのタイムズスクエアを中心にストリートパフォ-マンスを行うなどして俳優としてのキャリアをスタート。その後ハリウッドに移り、エドワード・ズウィック監督の「ラストサムライ」(03年)や、クリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」(06年)に出演。「ピンクパンサー2」(09年)では日本人捜査官役を演じた。松崎さんについてもっと知りたい方はブログ「ユウキの独り歩記」を参照(http://www.yukimatsuzaki.com/blog/)のこと。


上記の松崎さんのような活躍する話は、世間ではラボっ子とは知られていなくてもいろいろあり、たとえば日本政策投資銀行参事役の藻谷浩介さんもそう。

 中越典子(女優)、若田光一(宇宙飛行士)、佐藤隆太(俳優)のような方たちもラボっ子。
そして上記3人がテレビやラジオで、自分がラボをやっていたとか、国際交流にいったとか話しているのを、なぜか偶然に目にするのが、うちの夫です。
娘と私に「オレって、すごくない?」といってくるので、「ラボを支える使命のもとに生まれたんだね」ということにしてあります。


 

2011年5月10日火曜日

おばけのQ太郎をやりたい。

今月は、やりたい話を持ち寄って、プレゼンをしてから多数決で話を決めます。
8月の最後の夏活動報告会で、個人すがたり発表をしてほしいので、できれば自分がすがたりするほど好きなお話で動いてみてほしいなと思っていました。

 好きな話としてあがったのは、西遊記、ピーターパン、そらいろのたね、ワフ家。
でも、プレゼンのたとえとして私がとりあげた、オバケのQちゃんを、たかちゃんが、「やりたい」といいだして、みんなも興味を示してやることに・・・・。申し訳ない展開になってと思いつつ、結果は、Qちゃんを、かこ、さわコンビとりりで楽しくやりきって大成功。

ハンサムQというダイエットの話。
最初の運動のシーンでは、なぜかりりちゃんの指導で、3人で腹筋していました。

な ぜ か 、じゅんちゃんは、お母さんの役。
しょうちゃんの役は、たかちゃんが途中から引き受けてくれましたが、お父さん役がいいとのこと。
子供ごころに、たとえ自分と同じ小学生の役でもやりたくないという思いがあるみたい。そのあたりを探ってみるとおもしろそうでした。

ちょっとバリを連想させるような音楽の場面があり、そこは何をしてるのか、みんなで探ってみました。屋根の上で風を口にいれてるQちゃん。風にのっている感じの何かの歌なのか。
じゅんちゃんにふったら、だんだんとのってきて、私のイメージと同じような踊りが出始めました。

うわさ話をする女の子は、りりちゃん、じゅんちゃんが熱演。アドリブがんがんで、おもしろかったです。
はじめて聞く話なので、アドリブでCDが聞こえず、たかちゃんが「静かにして。CDが聞こえない」発言。うん、リーダーさんになったものです。

そういえば、開口一番、きょう、おれが一番年上?じゃあ、リーダー?と聞いてました。
越智Pには先輩がたくさんいるので、自然とリーダーに憧れるのかなと思います。いい傾向です。

きょうのお休みは、ちーちゃん、たっくん、まなちゃん、ようちゃん。
ようちゃんも無事退院できたとのこと、良かったです。また、落ち着いたらぜひ!

きょうは、蒸し暑かったけど「はるかぜとぷう」

幼児クラスは、発表会後初。

歌やナーサリーライムでの日々の発語と物語のセリフを思わずいいたくなるような状況作りをこころがけました。
幼児さんの場合、口がどれくらい動いてるかなもチェック項目です。

Pussy catのナーサリーライムをゲーム化して遊ぶのに、本当はキャンディ型のおもちゃを使いたかったのですが、見つからず。きょうは、小さいおもちゃのFrogをつかいました。
 「こねこちゃん、こねこちゃんじゃなくて、こがえるちゃん、こがえるちゃんだね。Pussy Frog」などといったら、爆笑していました。 かえるじゃ、ねずみをおどかせないね、とも。

きょうも発見がありました。
幼稚園の子についていくときに、姿が見えないように、後ろからついていくんじゃない?といわれ、そうか、とぷうが見えると思っているのかと知りました。
 けんかのシーンも、以外と、自分の戦いたい方法があるというのもおもしろかった。(笑)

さんざんとぶうになっていたくせに、最後のうずまきをふくシーンは、全員、お母さんになって、私の頭をごしごしふいてくれました。けんかしたのをお母さんにばれるシーンは嫌なんでしょう。
 久々にとぷうになってみて気づいたこと。
とぷうは、うちに帰った瞬間、何事もなかったようにふるまっていたはず。まさかけんかがばれるとも思わず。
 お母さんにうずまきを発見されて、けんかのしるしなんて残っていたら、どれだけはずかしかったことでしょう。「消して~。お母さん」と思ったことでしょう。

 やはり動いてみると、ただ聞いてるだけではわからないことをいろいろ考えます。これがテーマ活動の深さですね。

2011年5月2日月曜日

15周年記念発表会にお越しいただいたお客様へのごあいさつ

本日は越智パーティ15周年記念発表会にお越しいただき有難うございました。

大震災のあと、ここにこうして人と一緒にいられること、それだけのことがいかに幸せか、私とともにいてくださる一人ひとりに感謝したいとあらためて感じています。
自分は英語の先生にはむかないとずっと思っていました。私のなかでは英会話の先生は、帰国子女で自分の流暢な英語のおすそ分けを子供達にしているというイメージがあったからです。
 大好きな絵本やさんを通してラボと出あい、そこで子供の言語習得について、先輩から、仲間から、そして子供達本人から学ぶうちに15年がたちました。
 今では18歳になった娘に、「ママはこの仕事、天職と思う。」といわれます。
そこまで自信は持てませんが、ラボに出会っていない自分は、どんな子育てをして、どんな風に社会と関わる現在を迎えていたんだろうと思うとこわい気がします。
 先日、義妹とドイツ人男性との結婚式があり、その席でドイツ語しか話さないというご両親にお会いしました。他の親戚は、ことばがわからないから関わることができないという反応でした。ラボではことばと同時にこころで交流することの大事さを教わっています。
私は前日に日本にきたばかりで、大切な息子を日本で暮らさせることになるご両親の気持ちを考えたら、日本もいいところだとなんとか安心してもらいたいと必死で、気づいたら話しかけていました。第二外国語でならった1~10までのドイツ語の数のかぞえ方をきっかけに、あとは英単語でコミュニケーションをとっていました。
 一緒にごちそうを食べ、「美味しい」というドイツ語も教わるうち、帰りには、彼等がニコニコと「Big Family」と、私達をぐるりとさして嬉しそうに言ってくれました。
 子供達にも、これからもっともっとこんな体験をしてもらいたいと思います。
また、ラボの保護者の皆様にも、私がテューター仲間と関わることでしてきた新鮮な体験、新たな自分との出会いを体験していただきたいというあらたな構想を持ち始めています。
 この夏のラボキャンプのテーマ、ももたろうからも、また何か学びがあるとわくわくしています。これからも、越智パーティのラボっ子をふくめ、まだまだご迷惑もおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。