こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2013年7月17日水曜日

ロージーが無事に帰宅したそうで安心しました。
お父さんから丁寧にメールをいただきました。
今回の受け入れも充実して、一年留学を送り出すときの勉強にもなりました。駅で別れるときはもちろん寂しくてハグして涙で別れましたが、喪失感とかではなくすごい充実感でした。


Hello! Rosemary has returned safely to Albuquerque tonight. Her flight was delayed, but that was alright.  She loved her stay with you and your family.  She had a wonderful experience, and yes indeed, she learned many things. Thanks again for your gracious hospitality. I will send a newspaper article about Pablita's daughter, who is also a painter. I hope it's OK to send you mail. 

英語を子どもに教えてるだけのつもりが、いつのまにか世界の歴史や文化を知ることになった日々

「二歳の自分の子どもが英語を話せるようになるといいな。」と思い、いい教室があれば通わせたいなと思っていました。
でも、アルファベットや単語をカードで覚えたり、いわゆるあいさつ英語ができるようになっても絶対忘れるし、歌ったり踊ったりして楽しむの親しむにはいいけど、その先は?とぼんやりと考えていて決まらず。

ピンと来たのは、ナーサリーライム(NR)。いかにも人工的な日本人が英語を学ぶためのテキストではなくて、イギリスで何百年も現地の人たちが自分の子どもたちと親しみ伝承してきたNR、マザーグースで遊ぶうちに自然と音が耳に入っていくのっていいなと思いました。
いかにもの人工的な絵本や英語のテキストではなく、本物で英語に触れるのがいいなという直感。

そこから当時、宇宙飛行士の若田さんも出身というラボメソッド、ラボに出会い、わが子を入会させようとしたものの、教室が近くにないので自分ではじめました。
物語を使い日常的に英語を耳にし心に入れ、自分の国も知り国際交流に出ていく子を育てる方法というのが一番わかりやすいですが、レッスンの中身は多岐にわたります。

中学高校でのホームステイ経験者は10人を超え、受け入れをしてくださったご家庭も何軒も。誰かのうちにホームステイしているユースがいれば、幼児も含めてみんなが仲良くなります。小さいころから目の色が違う人とも楽しく遊べる経験が、いかにその先の外に出ていろんな人と出会うときに抵抗をなくすことか。

物語もロシア、イギリス、アメリカ、中国と書き始めたらとまらない世界中の物語で英語にふれてきました。すると、いつのまにか、自分が高校のときには理解しきれなかった各国の歴史や文化にも親しんでいるのです。どの宗教の人がどういう理由で何を食べるか、食べないかなんていうのは、
留学生交流会で持ち寄りパーティをするときには必須の知識だし。

気づけば子どもたちと17年。今年も一年留学の高校生、大学から一年、オーストリアにドイツ語で留学する子もいて、自分の意志で自分の道を決めて行動する姿を見るのは喜びです。

英検やTOEICの勉強は教室ではしなくても、興味のあることは自然とできるようになるもの。
娘の例ですが、勉強している様子すらなかったTOEICで920点をとっていました。今の高校生たちも優秀な子が多いので、社会に出るときには、今、居酒屋でサラリーマンの会話にも出てくるらしいTOEICの点数を副産物に元気に巣立ってくれることと思います。



2013年7月14日日曜日

ホームステイ先でできること

きょうの国際交流壮行会では、マイプレゼンテーションとして、中学生年代の子たちが自分ができることを披露していました。

ホームステイをさせてくださるご家庭の気持ちになってみれば、何かしら新しい刺激、日本の香りというものを持っていくことも大事な準備のひとつ。
具体的には、手品だったり、サッカーのシュートとゴールの様子をエアで見せたり、和太鼓のばちをもってエアで見せたり。
芸達者なことが要求されるというのではもちろんなく、参加する中学生年代の子たちに、何かしら相手を喜ばせること、してもらうだけの自分ではだめなんだよという大人の事前活動担当者の気持ちが伝わったからこそのプレゼンテーションだったと思います。

その後、高学年活動があったので、小5以上6人をつれていきました。みんな、涙するお母さんたちをみて、子どものことを親がこんなに思っているって少しは伝わったかなと思います。

それにしても、小5 二人 小6 二人 中一 二人で 男女3人ずつの道中、みんながよくしゃぺって本当に楽しそう。この年代だと男女にわかれたり、しーんとして話題がなかったりでも不思議でないのに、ずっと話すことがとだえない感じでした。
楽しいことは何よりです。小学校中学校、ご家庭といろいろな人間関係の中にいて役割を果たしている子供たち。こんなぺちゃくちゃおしゃべりする仲間がいるのは幸せなことだと感じました。

大学生のインターンシップ応募用紙の「今打ち込んでいることや、これまで熱心にとりくんできたことを述べてください」という欄に書いたこと。

先日、以下の内容で大学生の娘がエントリーシートを出しました。
4つ程書く項目があり、その中の4にはラボのことを以下のように書きました。


1あなたがインターンシップを志望した理由を具体的に述べてください
 省略
2「○○のニュース・報道番組」について考えていることを具体的に述べてください 省略
3最近関心をもった社会的な出来事や疑問に思うことをあげて、あなたの考えを述べてください。 省略

4今打ち込んでいることや、これまで熱心に取り組んできたことを述べてください。
今まで最も熱心に取り組んできたことは、国際交流と異文化理解です。三歳の時から英会話を習い始め、英語の童謡や英日で吹き込まれた物語を聴くことで自然な英語を学んできました。その後中学での一ヶ月間、高校での一年間のホームステイによる留学の経験を通し、自分と全く異なるバックグラウンドを持つ人々の気持ちに寄り添い、また同時に自分自身を受け入れてもらう方法を模索するようになりました。その結果、現地の人々との交流や生活など肌身の体験でしか感じることのできない、その土地に古くから根付いた国民性や雰囲気のようなものがそれぞれの地域に存在し、それらを理解し尊重することが、異なる文化を本当の意味で理解し、また日本人であり個人としての自分を理解してもらう、いわゆる文化の相互理解に繋がるという結論に達しました。そのためさらに多種多様な人々との異文化理解を深めるべく、大学入学時からは最も遠い地である南米大陸への留学を目指して英語と並行してスペイン語を学び始め、現在も二ヶ国語の向上に励んでいます。また来春からは一年間チリへの留学生としての派遣が決定しており、今後日本にとって政治的経済的に重要な相手国になるであろうチリの人々との相互理解を深め、願わくは報道の世界において、二国、また大陸と島とを繋ぐ役割を果たしたいと考えています。


以上が内容で、ラボを知らない人にも、英語にどう親しみ、それを自分で使い、生かしていったか伝わるように思います。
 熱心にといっても、一年留学にいったことや大学が英語のみの授業の学部に入ったこともあり、生活の中心がラボというタイプではなく、ラボが与えた機会や力を、ラボの場以外で伸ばしていったタイプ。
何が良かったかインターンシップにも合格したし。おもしろそうなので、9月の報告が楽しみです。
企業のインターンシップって?と思いながら電車に乗っていたら、京王線も募集していました。いろんなところで募集しているんですね。


2013年7月13日土曜日

こんなローカルな駅で英語を話してる自分がいる実感

ロージーがホームステイ終了し、帰国前にニューメキシコから日本に来てるハーフの友人宅へ移動して10日。

なんと市役所から、国民年金保険料を払ってというお知らせが。
急いで連絡をとり、こういう時は、ステイの最後は日本語で話していたロージーと娘も英語になるらしい。
ロージーが払うね~という内容の電話だったらしいけれど、メールではらちが明かないので電話を電車を降りてからしながら帰ってきたらしい。
生まれたときから育った調布の町で、歩きながら、携帯で英語で話をしている自分の姿を外からながめてふと、「英語話せてよかった。」と思ったと帰宅して私に伝えてきました。

そんな気持ちを、ラボっ子みんなに持ってもらいたい。交流できる楽しさは、今回もロージーと十分味わったけど、英語を普通に話して要件が足せる楽しさも全員に。

国民年金保険料については、結局は出国したところで住民登録も抹消される等で、いろいろ事なきを得ました。