こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2010年12月22日水曜日

発音練習

S君が新メンバーで入ったのを良いきっかけとして、あらためて、子供たちに英語を学びに来ている意識を確認してもらおうと、英語の発音するときの口の形と単語がセットになっているカードで発音練習をしました。
小学校低学年が中心のクラスなので、途中であきるかなと思いきや、Zまでやりきりました。
発表前にセリフを覚えたり、普段もNRをとなえたりという経験をつんでいる子達だからこそ、こういうことにも素直に興味を持って適応できるのだろうなと思いました。
 一人も恥ずかしがって発音できない子もなく、mやs、wで始まる音、唇に歯をあてる音など、楽しく取り組めました。

 きょうは、ピーターパンの2話。圧倒的なリクエストでこれに決まりました。ピーターとフックの掛け合いが楽しいらしく、A君は日本語のセリフのニュアンスそっくりにいっていました。
 お母さんに「CDとめたら?」といわれるほど聞き込んでいる様子で、きょうも、1話と4話の音楽の共通点など、細かい点までよく聞きこんでいて、発見したことを伝えてくれました。

 今、60代くらいの大人になって英語が得意だったり、好きだったりする人の共通点。身近に英語があったこと。それも、特別、頻繁に英語を使う機会があったというわけではなく、父親の友人が外国の人であったとか、近所に教会がありそこに出入りする人々と関わりがあったとか、ほんのすこしだけ外国、英語に興味をもったこと、耳にする機会があったこと、
学問として入るのではない方法があったことが、その人を英語にむけるきっかけになっているようです。
 すると、大学に入ってESSでさらに英語に触れることになり、その後、社会人になってもずっと英語を勉強し続ける、そんな道筋です。
 
 きょうのように、英語で遊び、発音をすることを楽しむ子達の姿を見ていると、これが英語環境だなと思います。
 冬休みも物語で英語に触れることを忘れないでほしいなと思います。
結局は、よく聞いた子が、英語がうまくなる!!これは40年のベテランテューターもおっしゃっていることです。

2010年12月15日水曜日

小学生とフォークソング 

ここのところ、テューター同士でメールをする用事が多く、ブログの更新まで手が回らず・・・・。

そんな中でも、子供たちはいつも生き生きした姿をみせてくれています。

きのうの火曜小学生クラスは、はるながウィンターシニアメイト研修の一環としてFSを
教えにきてくれました。
自分がリードしないですむと、より小学生たちを客観的に見ることができますね。

Tちゃんの、FSの動き、テーマ活動同様、生き生きしてました。Blow the man downというぶっとばせ的FSで、そんなジェスチャーも軽く入るのですが、Tちゃんの、しぐさがほんと良かった。

Mちゃんが、受験休会前最後なので、みんなでキャンドルサービスしながら、ひとつしかない地球を歌いました。
リーダーとして、Aちゃん、Yちゃんが育つために、Mちゃんもまじえてリーダーミーティングをしました。
現状と、どんなラボにしたいかと、そうするためには何をすればいいのか?など、話し合いました。

その間、3年以下は、GO FISHゲームで、小文字大文字の確認をしました。お互いに、わからないときはアルファベット表をみて、確認したり、助け合っていました。


ラボの様子は、一つ書き出すととまらなくなって時間が足りません!

きょうの、幼児クラスは、ぐりとぐらのおきゃくさま。全員、はじめはぐりかぐらになり、途中からは、全員がサンタになりました。
 ケーキを嬉しそうにつくり、最後は、自分たちのコートや靴下を(Jちゃんの発案で自主的にカーテンどめにかけたり、暖炉に見立てたものの前に自分たちの靴下を置いてあった)本当に着たりしながら、サンタ役を終わりまでやりました。
 途中、英語もいっていましたね~。普段、遊ぶ中で楽しく、役になっていえていること、これが、発表にもつながるし、心と連動して発語できている英語は、ふとしたときに出てくる言葉になります!


ラストの話題!!(考えてみれば、午前中のPRからはじまり長い、贅沢な一日だった)
そのあと、高校生が、15周年の自主発表テーマを話し合いに来ました。
みんないいテーマを持ってくるのでびっくり。平和について、生きるということにまで、話がひろがり、
トルコと日本の交流、板垣退助の人生などなど、知識も豊富な子達。
  どんなものが出来るのか楽しみ。
 

2010年12月7日火曜日

stone soupとピーターパン

大きい子達のあいだでは、「いしじる」という呼び習わされているこの話。
幼児さんとお母さんと一緒にやりました。

以前、キャンプでこの話がテーマだったときに、ロッジのシニアメイトが作ってくれていた紙製の野菜シートをコピーさせてもらっていたので、それを使い導入。

クイズに答えられたら、素材をプレゼント。
幼稚園生たちは、一生懸命、兵隊から素材を隠していました。
隠し場所がよくわかっていなかったのは、井戸につるす牛乳。井戸を知らないのかも。

最初は、隠したのに、兵隊のセリフでキャベツがあれば、とか言われると、嬉々としてとりにいくところが、本当に村人の好奇心とシンプルな発想と、子供たちの発想が同じなんだな~と、おもしろく感じました。物語の進行よりはやく、どんどん持ってきては、鍋にいれてました。

きょうは、発表テーマほど聞き込んでないので、誰もシャドーイングしていませんでしたが、発表するほど聞き込めば、自然とセリフは出てくるタイプのお話です。

発表会後初の小学生クラス。
やりたいお話をディベートで決めました。きょうは、ピーターパンの4話。
じゅんちゃんが、ピーターパンにとっても詳しい!
はじめは、ひとうちななつをやりたいといっていたたかちゃんも、海賊の手下役にだんだん、すんなりと入り込んでいきました。
 フックをやりたい人がいなかったので、私がやりました・・・・・。フックキャラではないはずなのにな。
どろりとした緑の血。そして、死ぬ直前に思ったのは、フックの母親のことでした。
もとは身分の良い家柄だったのに、海賊になっていて、服装もレースのブラウスを着ているなど、本で以前よんだことがあったのが影響したのかもしれません。

 子供たちとやっていると、自分の中にも聞いているだけでは思い浮かばない感情が出てくるのがおもしろい。

2010年12月6日月曜日

子供はブロイラーじゃないからね。

中学受験で定員割れする学校が出てきて、対策として、予備校の先生だった方を校長にすえて、大学進学率をあげるというニュース。

子ども自身が、この大学に行きたい、勉強っておもしろいという動機をもらえるならともかく、「効率的に勉強を教えること」を主眼においていくだけでは、子供の人格や人間的成長はどうなるのだろう?

 勉強だけで人間をはかると、人間形成においてひずみが出てくるし、苦しいこともいろいろあるというのは、私たちの世代の偏差値教育で、つくづく身にしみたはずなのになあ。

娘のいってる高校をみると、いいなと思うのは、スポーツ推薦のほか、バイオリン、書道など、一流といえるレベルの子が推薦で入学してきていること。
 勉強できる人が一番という価値観がないし、一般入試ではなく、推薦で入った子も、苦手かもしれない勉強を、テスト前には、とことんがんばる子がほとんどだというのも環境としていいらしい。

 スポーツ推薦で入ったから、勉強は出来なくてもいいとは本人も思わないし、学校も免罪符にしないところが、結果、みんなを伸ばしている様子。
 
 教育方針がきちんとあって、子供もそれを納得できる。そういう教育環境が作れれば、勉強だけでなく子供は、精神も含めてお互いに刺激しあい成長していくんだな~とみていて思います。

 子供って、自分を、親や学校が何で判断してるか、どういうメガネでみてるかって敏感に察していて、ちゃんと見てくれてるって思えば、素直に成長していけるものと思います。
 、
 

2010年12月3日金曜日

朝、いきなり英語でニュースに答えてた娘 その意味

発表会が終わってから、英語を教えるということ についてずっと考えています。

言葉というものの不思議。お母さんは子供に日本語を教えるという特別なことはしなくても、その環境下にいれば自然と母語は覚える。

では、わざわざ習得しなければならない第二言語は、どうすれば母語的に習得できるのか?

間違いやすいのは、家庭内でも、母語が英語でない親が、単語や短いフレーズのみを、生活の大半に使ってしまうやり方。
これは、最悪だと思う。日本語も覚えてない0,1,2歳の子に、中途半端な英語の単語のみで生活させてしまったら、言語感覚が身につかない。最近は、こういうのは減っていると思うけれど。

英語が話せることを目指したいなら、まずは聞く量が本当に大事。日常的に、聞くこと。これで、その言語特有の構文感覚も自然と身につきます。
 中学の英語のテストがはじまって、「よくわからなかったけど勘で答えたらあっていた。」という子に、それは勘ではなく、大量の英語をずっと聞き続けて、覚えて発表してというところで身体で覚えているものだよ~と伝えます。

英語脳という言葉を最近、聞きますが、確かに英語を話しているときは、何かのスイッチが切り替わっていることを感じます。

その例が、けさの出来事。カタールがW杯開催地に決まり、喜んでインタビューに英語で答えているカタールの人(日本語字幕)が出てきたら、いきなり娘がReally?と感激したように、返事してしまっていた。
「こんな嬉しいことは人生でなかった」、みたいなことを言ってたので、「そんなに嬉しいの?!!」と思い、日本語的なら「まじで?」といいたかったらしい。
英語環境にいるときは英語で反応する、これはいろんな子たちが経験してます。
一ヶ月のホームステイでも、空港から帰国報告の電話をテューターにかけて、「日本語の話し方忘れた」という子もいます。

簡単にいってしまえば、私が教えたいのは、以下のこと。
1 単語ではなく構文感覚←単語だけを教えるようなレッスンはしない。
2 英日スイッチを子供の中に作成する。← 多種類のライブラリーの大量接種で獲得可。
3 発音!(最近、大人になって英語を使わざるを得ない方対象なのか、発音より中味が強調されています。深く納得しつつ、せっかく小さいころから英語をやっているのだから、ネイティブに通じる発音も自然と身につけること)←ナーサリーライム、歌、聞き取りレッスンで習得。
4 英語を使うことを物怖じしない気持ち←国内外の交流体験をつんで身に着ける