こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2011年6月19日日曜日

ジュニアリーダー広場の道中

 小4と小5、男女5人での道中。5人で、たったまま出来るゲームをしながら往復。(この
ゲームのアイデアは、結局はまれなかった韓国ドラマからいただく)

この年齢って、男女でわかれるのかなと思いきや、全員で仲良く話しながら、いって帰ってこれたことがとても良かった。みんな性格の優しい、いい子達ばかりです。
 
 ジョン万次郎にも、他のパーティの年齢の近い子とも知り合えたみたいだし、いってよかったです。

2011年6月12日日曜日

本当に受け継ぐことのできるもの

きょうの高学年活動を見ながら、ぼんやりと考えていたこと。

日々、自分は「何を」考えてるんだろうということ。
原発の不安?節電?晩ご飯の献立?仕事の段取り?

何を思い浮かべていてもいいけれど、本当に大切にすべきもの、
自分の人生をかけてやるべきことは何だろう?子供たちが、森の魔女バーバヤガーの話を説明したり動いているのを見ながら考える。


大切にすれば、受け継ぐことが出来るもの、続いていくもの。人の命だと思った。
自分ひとりの命は、100年後は、もう絶対に存在しない。
それどころか、今、ここに来ている子供も含めて、ほとんどの人が死んでしまっているだろう年月。

でも、子供が生まれ育っていけば、地球上に別の人の命は存在し続ける。
本当に100年後、人間は地球上にいるのか?
そして存在する人が、生きることを幸せと思える形で地球は残っているのか?
地球上の人が、様々な利害で対立して、戦争をしあっていたら?
自分の会社の利益追求を第一に考えて、環境を無視したり、他国の人を酷使したら?と十五少年漂流記の話をCDを英日で、元気に動く子供たちを見ながら、考え続ける。


今の自分が本当に大切にしたいことは、今日明日の自分が心地よく暮らせることではなく、その先の人たちに手渡せるものを有形無形に作っていくことではないだろうか。子供の成長。

今、新聞やメディアに出ているラボOB OGの生きかたから思うこと。
宇宙飛行士の若田さん 日本政策投資銀行参事役 藻谷さん 歌手の宮沢和史さん 俳優 佐藤隆太さん どの人も、この人が地球上に存在していてくれて良かったと、いろんな理由から思える人たち。
 
 ラボっ子であること。育てること。
これからクラスで取り組む「ジョン万次郎」の話を聞いていると、いろいろな時代の事情を考えさせられる。

鎖国をしていた時代 幕末 戦争 戦後といろんな時代が日本にもあり、その時々で、人が考えていたことも違ったとは思う。

 これからは?
日本国内にいても、日本人だけを相手に暮らすわけではなくなっている時代。
それなのに、自分の気持ちを同じ国の人にすら伝えられない、コミュニケーションのかたちがいろいろな意味で変化していっている。ひきこもる人もいれば、メールではいえても、直接話すことができない人も。

100年後の日本のために、私ができることは、テューターの仕事を通して子供たちに
 「人を信じて関わることの楽しさと大切さを伝えること」
 「英語に日々親しむことで、異なる言語の人同士でもコミュニケーションできることと、その楽しさ 充実感を体験してもらうこと」
 「自分の立場 気持ちだけで考えるのではなく、相手の立場 気持ちを想像する訓練を、物語を通して体感して 心の幅を広げてもらうこと」


そう考えるとラボが45年続いているという数字の大きさにあらためて気づく。
既に45年。このまま子供たちを意志をもって大事に育て続ければ、地球というスケールで物を考えてくれる大人が何人も育っていくと思う。
 その子供も、また教育を受け、育っていく。

 今、日本で政策を決めて実行する立場にある人の寿命はあと何年だろう?その人たちは、自分たちが作った箱、「会社」「政党」、そんな枠組みの中でいかに有利に自己満足できるかを一番に考えているように見える。
 あと2,30年の命なら、そんな生きかたを通してしまえば個人的には幸せかもしれない。などと、注文の多い料理店が、2月の発表テーマに決まったと聞いて考える。

 そして、私が本当に大切にすべきことは?
子供たち一人ひとりを見失わずに、関わり、育てること。今年は、こんな時代だからこそ「楽しい!充実してる!」と思ってもらえるように。