こんなメンバーで学んでいます

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クリスマス会での集合写真

2012年3月16日金曜日

スペイン語 母語以外のことばを使おうとする体験から

スペインでは「日本以上に英語が通じない」とガイドブックにあったので、それは大変と
会話集を持っていきました。
いいたいことばをシーン別の日本語から探し、そのカタカナを読めばいいようになっています。
カタカナを読むという一見簡単そうなことが、まるで記号か呪文をとなえるようで
どうしても覚えられません。

とっさに出てこない。
でも、あいさつのことばオラ、グラシアスは、何回か繰り返しているうちに耳に残り自然といえるようにはなりました。

結果としては、観光や食事で利用する場所はほとんど英語が通じるのでスペイン語が
出来なくても美味しいものも食べ、みたいものもみることが出来ました。
(スペイン英語なのか聞き取りにくい英語も、もちろんありましたが)
タクシーの運転手さんは、ほとんんどスペイン語オンリーでした。

行く前に、スペイン語の勉強になればとラボCD「ありときりぎりす」のスペイン語英語版をipodにいれておきましたが、1回くらい聞いただけ。
ところが、やっぱりスペイン語も少しわかったほうがタクシーの中とかでも片言でも話せたかなと思い、聞きなおしてみると・・・。
おもしろいほど、スペイン語が耳に入ってくるのです。
興味がわいているし、旅行中にスペイン語は聞きつけているので、スペイン語のあとにくる英語をきいて、そのスペイン語が何だったのか類推するということを続けているうちに、
フレーズが耳に残り、耳に残るといえる気もしてくる。

逆にカタカナ読みしていた会話集のスペイン語が、出てきたのを聞き取れても「あの言葉だ!」と嬉しくなる。

「駅はどこですか?」等用足し会話では興味がわきにくいですが、ストーリーがあるので、今からかっている場面だなと思うと、そのからかった言い方と一緒に耳に残ります。

テキストでカタカナを読んで使おうとしたときはとても難しく覚えにくいものに感じたものが、耳から物語のシーンのスペイン語で聞くと、とても親しみやすいものに感じられる体験をして、今、子どもたちとやっている方法は有効なんだと再確認、実体験もできました。

とりあえず興味が持てるものは聞いていて楽しいし、耳に入ると、いえる気がしてくる。それが言語習得体験なんだと基本を確認。歌で覚えるのもきっとそういうところからでしょう。

2012年3月11日日曜日

スペイン バルセロナへ

3月8日から12日まで、シーザーのオーディションもあるというのに娘とスペインへ行って来ました。

一日5食といわれる生活そのものを楽しむスペインの人たちの生活に触れ、聞いてはいたものの自分のあわただしい日々の暮らしと比べてカルチュアショックともいえる経験をしました。

簡単に美味しいものが食べられるバルの存在もうらやましいし、ベビーカーをひいた親子からゆっくり歩くお年寄りまで、みんながそれぞれにつどっておしゃべりを楽しんでいる。

建物も町並みもびっくりするほど歴史の重みがありつつ美しい。とまったホテルの前にはカテドラルがあり、毎日それを見るだけで満たされた気持ちになりました。

今回、ガイドブックにはのってないようなスペイン人たちが日常に使うバルやレストランに普通に入って、いろいろ食べることができたのが美味しく楽しい経験。
日本以上に英語が通じないとガイドブックに書いてあったので、どれほどかと覚悟していきました。
英語が通じると書いてあるガイドブックにのってる店のほうが良いんじゃないかなと私などは思いもしましたが、娘は、せっかく来たのだからと、街角のバルに入り、ウエイターさんに英語で、昨日のバルで食べたものを参考にどんどん注文。スペイン語でなくても通じました。
 
 一年アメリカに留学した娘のほうが、スペイン語しか通じないかもしれないところで英語で通す実力が高い。逆に、サクラダファミリアの英語を話すスペイン人のボランティアスタッフの英語は、私のほうが聞き取れたり。お
 言語的にもおもしろい経験ができた旅行でした。ちなみに、バルセロナはカタルーニャ語ということで、スペイン語の留学先としては向かないことも判明して、たぶんもう一度訪問することはないかな。