今年の夏、ステイした子が、7月30日の日記に書いていたこと。
ステイしはじめてすぐ、いわゆるアメリカンな家族ではないということに気づき、他の子のステイ、たとえばバスケットゴールやプールが家にあったり、遊園地いったりハグしたりというのと、様子が違うと気づいたあとのこと。
そういうことをしにきたのではなく、「英語を使いに来た」と気持ちを切り替えようと28日の日記に書いて、その後の日記。
ちなみにホストマザーは日本人のお母さんとのハーフで、日本語は全然話せない。おばあちゃんが日本人で90代で近くに住んでいて英語と日本語を話す。
7月30日 今日も朝、宗教のやつ読んだ。
ホームステイって(以前パーティからステイした)〇〇みたいにほったらかしにされたとしてもさ、何かは得て絶対帰ってくるよね??行こうか迷ってる人とかは、行かないって決意する理由がないよね??
なんかお土産買ったら気持ちがウキウキしてきた。お土産パワーすごい。自分にしか聞かないパワーかもだけど。 中略
今日、おばあちゃんが言ってたけど、日本からアメリカへのお土産はいろいろあるんだけど、アメリカから日本へはあまりいいお土産がないから、むずかしいらしい。
お土産を誰に買うかとか、何を買うかとか全部自分で決めるのってむずかしいね。こんなの初めてだあ。いつもだったら「〇〇はあげなくていいんじゃない?」とか誰かしらが言ってくれるから。
でも、こういうのも一つ一つが自分は今、めっちゃいい体験してるわあっていつも思う。
明日もshoppingに連れて行ってくれるらしい。
〇〇州Tシャツあるといいな。
この子にとってイメージしたものとは違っていたけれど、自分の書いた日記を将来、読み返したり、またホストマザーが書いてくれた英文がよくわかるようになったら、また自分のステイについての解釈も違ってくると思う。
日記から私が読み解くに、自分用にあてがってもらった部屋は「自分の家のリビングくらい」だし、お風呂はホテルみたいと書いてあったし、一番下の八歳くらいの男の子まで料理を担当して作るらしく、それも美味しいみたい。ゲームしたり、Wiiしたり、ボーリングしたり、乗馬したり、桃をもぎにいったり。
家の人は小食みたいだけど、大きな冷蔵庫の前でホストダッドが日本語で「イツデモスキナダケタベテクダサイ」っていってくれたり。
教会のメンバーとサッカーしたり、ピアノを弾いて拍手されたり。いろいろとご家族も気を使ってくれていたし、自分たちの生活スタイルのなかで出来るだけよくしてくれていたと思う。
家族はお風呂も週一でしか入らないけど、いつでも入っていいっていってくれたのも、違いを尊重してくれたんだと思う。
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