こんなメンバーで学んでいます

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クリスマス会での集合写真

2011年10月2日日曜日

小学生から高校生まで遊んでいたことを仕事にできてる人って、いるんだ。

きょうは、ラボOBで声優の森久保祥太郎さんのお話をテューターの会総会で聞く機会がありました。

 ラボをやっていた10年間と同じことを、そのあとの20年も仕事としてやり続けているようなものといって笑ってらっしゃいました。
 ラボで得たものは大きく、おおざっぱにいえば三つとのこと。
1 人とつながることの楽しさ、すばらしさを知る
2 想像する 創造することの楽しさ すばらしさ
3 もう一歩つっこむことの楽しさ すばらしさ(100点とって終わりたくない。もう一歩努力する)


私の中高生時代は、学校の雰囲気もあり、やりたいことより、やるべきことに目がむいて暮らした時代だったようにおもいます。


 そして、努力さえすれば何でも手にはいるというような一種の神話があり、それも、「努力」の内容は主に受験やテストのための勉強で、「手にはいる」ものは、その当時の社会の価値観で決められた成功、高学歴だったり・・・。それに追従してたわけではありませんが、たくさんあるものの中から、自分の好きなことを見つけて、それに熱中というわけでもなかった。


 そんな流れの中で生きた私には、森久保さんが小2ぐらいではじめたラボのテーマ活動(英日の演劇 話のテーマを追求して表現)や交流活動を楽しみ、自称「今でも似たようなことをやっている」とおっしゃるのが衝撃的。

好きなことをして生きてきた人に対して抱きがちな人物像とは違い、人として、落ち着いた暖かい輝きをはなっている。
自分を知り、自分の好きなことをする子ども時代。そのまんま進んでいって、自分に輝くものがあり、それが好きな仕事にも結びついていった・・・。

なんかこうまとめていると、楽天的みたいな響きですが、「つらいことがあったときはどうしますか?」の質問に「自分にしか見せないノートに、今、自分は何を考えてるのか、冷静に考えてかくようにしている。」俯瞰で見るとのこと。
 違うなあと、ますます感心。やはり、自分を知ることが大事で、楽しくないことをうじうじやるのではなく、ラボで得たといってくれる「想像力」できっと、まず、いいものをイメージし、そこに到達するための手段を、ひとつずつ考えていかれたのでしょう。
 大きい子を見て、憧れたら、自分もそうなりたいと思い、そこに到達するためにはどうすればいいか、5年後からだんだん近づき、今日、何をすればいいか考えるという子ども時代も、人よりも精神的成熟が早い気がしました。
 
 きょうのOBOGの話をきいて、私はテューターとして、「その子らしい楽しい人生を生きる手伝いをしたい」、それが自分の好きなことだと再確認。
 考えるのにとても良い機会をもらえた日でした。

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