こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2011年10月13日木曜日

「気づいたことは気づいた人のもの」のようでいて、そうではない。

合宿に実行委員として参加していた高校生から、反省会でいくつかの「気づいたこと」があげられた。

この子は、今回、苦しい体験をしながらも本当にいいことに自分で気づけたんだなと、こちらに伝わってくるものもある反面、去年と同じ「準備不足でした」という反省を安易にして終わってしまう子もいた。

苦しみ、傷つきながらも、深く「気づいた子」は、きっとこの先、伸びていく。
でも、今回、じっくり中高大生の様子を見ていて、私が感じたのは、この子一人が気づいて直しても、本当の意味での成長にはならないということ。
足りないのは、自分が苦しみながらも出来るようになったことがあり、もし、それをのんきに見過ごしてそのままにしている仲間がいるなら、黙ってないで、「ここ、がんばろうよ。」と気持ちをぶつけること。

お互いに遠慮して、自分だけで自分を高めようとしても限界がある。
気づいたことを気づいた人だけが、直しても、小さな成長しかない。

せっかく仲間として同じことに向かう人たちがいるのだから、自分もとことんがんばって、出来てないなって相手がいたら、自分も傷つくこと覚悟で、しっかり伝えてみるといいと思う。

 そうすれば、自分にも本気で向き合ってくれる人が出てきて、そこに苦しさ、葛藤は生まれるけれど、自分ひとりでは成し遂げられなかったことが出来ていく。

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