中学受験で定員割れする学校が出てきて、対策として、予備校の先生だった方を校長にすえて、大学進学率をあげるというニュース。
子ども自身が、この大学に行きたい、勉強っておもしろいという動機をもらえるならともかく、「効率的に勉強を教えること」を主眼においていくだけでは、子供の人格や人間的成長はどうなるのだろう?
勉強だけで人間をはかると、人間形成においてひずみが出てくるし、苦しいこともいろいろあるというのは、私たちの世代の偏差値教育で、つくづく身にしみたはずなのになあ。
娘のいってる高校をみると、いいなと思うのは、スポーツ推薦のほか、バイオリン、書道など、一流といえるレベルの子が推薦で入学してきていること。
勉強できる人が一番という価値観がないし、一般入試ではなく、推薦で入った子も、苦手かもしれない勉強を、テスト前には、とことんがんばる子がほとんどだというのも環境としていいらしい。
スポーツ推薦で入ったから、勉強は出来なくてもいいとは本人も思わないし、学校も免罪符にしないところが、結果、みんなを伸ばしている様子。
教育方針がきちんとあって、子供もそれを納得できる。そういう教育環境が作れれば、勉強だけでなく子供は、精神も含めてお互いに刺激しあい成長していくんだな~とみていて思います。
子供って、自分を、親や学校が何で判断してるか、どういうメガネでみてるかって敏感に察していて、ちゃんと見てくれてるって思えば、素直に成長していけるものと思います。
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