こんなメンバーで学んでいます

こんなメンバーで学んでいます
クリスマス会での集合写真

2013年10月10日木曜日

ことばの力を、自分の力にできる人ってすごい。

鶴瓶の家族に乾杯という番組を見ていて、そこに登場した九州在住の、3人の子どもを女で一つで育てたお母さんのことばに感動しました。

他のことをしながら見ていて途中から引き付けられたので、細かいところは違うかもしれないのですが、32歳で3人の子どもがいる時に、ご主人に先立たれたそうです。
その後、3人の子は上と下は東大に、真ん中の女の子は九州の大学に。
鶴瓶さんと話しているとき、その女性は「それが、子供は、さびしくないっていうんですよね。」とちょっと困ったような控えめな表情でおっしゃる。それを聞いて私は、その子たちが偉くて、お母さんに心配かけないようにしてるんだなと思っていました。

番組にはその後の映像というのがあり、そこで訪問の際は不在だった大学生のお嬢さんが出てきて、「寂しいと思ったことはないです。お母さんがいつも楽しそうにしていたから。おいしいごはんも作ってくれるし。」と穏やかな顔で言うのを聞き、お母さんの姿勢と心のありようが子どもにここまで影響を与えることを知りました。

その場面は、そのお嬢さんと母親、そしておばあちゃんが出てきていました。そして、お母さんが、夫が死んだとき自分の母(おばあちゃん)が、「だいじょうぶ。」と言ってくれたのが、本当に救われた。だから強くなれたというようなことを言っているのを聞き、これも誰もが得られる心情ではないと感動。
「大丈夫」といってくれたからって、誰もが「大丈夫だ」と心を強くできるわけではない。でも、その方は自分のお母さんのひとことを、そこまで強い力にして進んできた。
女性は、「鶴瓶さんが、『よくがんばったね』といってくれたことも本当にうれしかった。」といってました。きっと、その一言を本当に自分へのごほうびのように、こころの栄養にして、まだまだこれからいくらでも豊かな人生を歩まれるんだろうなと思いました。



人が自分を思いやってかけてくれる本当のことば。そのことばの力をしっかりと受け取って生きることのできる人は素敵だなと思えた番組でした。

ことばはこどもの未来を育てるという英語教室をやっていますが、ことばを受け取る力も、まさしく強い未来を育てるだなと認識をあらたにしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿