こんなメンバーで学んでいます

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クリスマス会での集合写真

2013年5月31日金曜日

ホームステイ受け入れ

はじめは、来た子の持つ個性。性格的なものを把握して、大人としてあわせていこうという視点で関わった。

その中で、日本の子、わが子にはない感心なふるまいを見ると、それが新鮮であり、さわやかな気持ちになった。異文化の人を知る、好奇心も満たされる。
 1人で起きて身支度から食事まで自立しているところ。アメリカでは乗る機会もないであろう電車に三日目からは1人で乗り換えもして通学できるところなどに安心しつつ感心。

しばらくして、我が家のルール(といっても、それほどないのですが、)に、スムーズになれていることにも、若い人の適応力の高さをみて、安心。
 
 学校からかえって、即、制服のままラボに小さい子のクラスから大きい子のクラスまで参加するのが、体力のない私は自分とくらべて、すごい気力だと感心。

 普段は、日本の高校生と同じで、部活部活の日々。休みは平日一日。たまの日曜日の休みには、アイスが食べたいといって、電車にのってコールドストーンを食べに行ったり、近所を1人で散歩したり、そんなシンプルなことでとても楽しく満足しているように見えた。
 鎌倉に行く等の小さな行事は、私も時間をみて一緒にするけれど、基本、あわただしく暮らしているので手をかけずに暮らしている。

 6ヶ月の受け入れ期間があると、感じ始めることもいろいろある。
とくに、日本に興味があるから来ているわけで、それは嬉しいことではあるけれど、自分の州のいいところや特色などを聞いても、あまり熱心に語らないところが、だんだんつまらなくなってくる。

日本のいいところは、きらきらした目でいってくれるけど、慣れてきた日本語で、「あんまりない、NMのイイトコロ。」などいわれると、こちらは意気消沈。
 やはり、こういうところはウィンウィンでいきたい。

それから、まるで日本の高校生になってしまい、話しかけても、「マジデ。」とか「ナニソレ」とかいう返事。
 何かおかしいと思い、その日本語は、日本の高校生は数年で卒業する言葉であり、あなたはそのまま定着したら、へんな日本語を話す人になってしまうと説明。
はじめは、わかってくれず、「デモソレハナチュラルナニホンゴデショ?」と抵抗され、説明するのも疲れる。
 テューター魂で、あきらめず説明したらなんとかわかってくれた。そこまで、把握して説明する干すストファミリーは、そんなにないんじゃないかと思う。
 これもラボテューターだからこそ。

生活も、はじめのころはいろいろお手伝いをしてくれて、その気持ちがうれしかったのに、部活とテスト?で、何もせず状態に、これでいいのか私も悩む。
 はっとしたのは、これが日本の高校生の生活に馴染んだということであり、馴染むことはこんなにつまらない子をうんでるのか、ことばでも生活でもということ。
 それからは、少しでも、「○○してくれる?」「ありがとう」と話しかけるようにしてみたら、やはり本当にいい子で、何の曇りもなく、「ハイ!!」とニコニコ手伝ってくれる。
 こういう変化を、お互いの関係に生み出せるのも、日頃のラボ活動が物をいっていると思った。

これから、私もパーティから2人目の一年留学の子を送り出す。
1人目のときにはわからなかったことも、今回の6ヶ月の受け入れにより経験できたことがとても役立つ予感。
 今週末には、私も引率の仕事もないので、一緒にNM州の料理を作ろうと提案したら、
やはりキラキラの笑顔になってくれた。関わり方次第だなあ、受け入れは(笑)

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