こんなメンバーで学んでいます

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クリスマス会での集合写真

2011年3月7日月曜日

合同練習 ピーターパン

ピーターパン役 4名。そのうち、通しでやるのが、たかちゃん。最初が、颯太君。真ん中で、子供たち全員で戦うときのピーターは、みおちゃん。ラストのフックと戦うところが、じゅんちゃんということで、試してみましたが、いい感じです。

特に、新入会の颯太君のピーターが、船べりをあがってくるところ、口でチックタックの音を上手に立てながら登ってくるところが上手でした。こうして、テーマ活動デビューしていくんですね。

中高生が考えたはじめの場面。バリの本を読むと、子供は生まれる前、(ケンジントン公園の池に浮かぶ)島に住む小鳥だったという設定があります。そこで、真ん中に集まって卵に入ったまま、ピーターパンとさけんだあとは、鳥になって飛んでいきます。
合同練習で伝えたところ、じゅんちゃんから、小さい子が真ん中で、外側に大きい子がいる方がいいというアイデアが。大きい子のほうが先に卵からかえって生まれているからということらしいのですが、そうすれば、鳥が飛び立つ順番もわかりやすいし、いいことずくめ。
みんなで感心しました。この日は、じゅんちゃんから、動きの本質的なところについて、いくつか直感からくるいいアイデアが出て、感心。
飛んでいる鳥は、すずめじゃなくて、鷹とか、すーっと羽をひろげて飛ぶのねと伝えると、じゃあないないないの国だから、鶴は千年生きるから、鶴は?ともいっていました。

ワニが舟にせまってくるところは、ふりこのように手を背景の人が振るのですが、そのリズムをおもしろがった、たっくん、ゆうたくんたちが、首を前後にふりはじめ、それもおもしろいと思いました。

この話は、翻訳を読んでみるとわかるのですが、ユーモア、人間観察の鋭さがあちこちにちりばめられています。バリは、子供のときに兄をなくし、悲嘆にくれる母をなんとか笑わせようと、町で観察したおもしろい人間模様を母によく話して聞かせたとか。海賊に対するおもろい表現などは、そこから来ていると思います。
その雰囲気を伝えるには、首の表現はいいかもしれません。
すると、たまきちゃんが、そっと、女の子はその表現はおかしいから、足を上下にリズムにあわせて動かすのはどう?と提案してくれました。

本当に、大きい子と小さい子で作り上げていくテーマ活動のよいところが出てきています。
年少のあいなちゃん、ゆなちゃんも、すっかりウェンディのひろこちゃんになついて、長い練習の間には、二人がピーターとは関係のないことですが、ひろこちゃんにいろいろと話しかけている声が聞こえてきました。二人がウェンディのセリフをいう姿は、可愛かったです。
 二人は、優介のフックが、ワニをこわがって泣きまねをすると、おもしろそうに眺めていました。

高校2年で、ホームステイにも参加したひろこちゃんですが、きのうもいい働きをしていました。
司会のもえちゃんも、がんばっていたし、全員のいいところを書きたい感じです。
たけのこが、話し合いのときなど、つねに膝に二人の男の子をのせている様子も、本当にほほえましかった。あんなに細かったたけちゃんが、いつのまにか蒼君を肩車してマストを表現したりできるまでにたくましくなるとは。

今、優しく遊んでもらっている子たちが、そのうち憧れられるお兄ちゃんお姉ちゃんたちになっていきます。大きい子が英語のセリフを難なく言ってのけているその臨場感に、自分も英語を言おうという気持ちが育ちます。
 
まだ歌の踊りが決まらず・・・。ここは、あえて後にとっておくのはどうかという意見も出てきています。

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